ラブ・コメディ

ピクニック

ウィリアム・インジの舞台劇をジョシュア・ローガン監督が映画化した青春ドラマ

ストーリー:9月の第1月曜日“労働の日”の朝早く、カンサス州の小さな町に風来坊の青年ハル(ウィリアム・ホールデン)が学生時代の友人アラン(クリフ・ロバートソン)を頼って現われた。その日は年に一度、町中の人々がピクニックに出かける日であり、アランの婚約者マッジ(キム・ノヴァク)とその妹ミリー(スーザン・ストラスバーグ)ら町の娘たちは、精悍なハルに心惹かれていくが・・・。

出演:ウィリアム・ホールデン、キム・ノヴァク、スーザン・ストラスバーグ、ロザリンド・ラッセル、ベティ・フィールド、エリザベス・ウィルソン、アーサー・オコンネル、ニック・アダムス、クリフ・ロバートソン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 前から気になっていた作品

伝説の名場面、ムーングローの曲に合わせて、二人が吸い寄せられるように見つめあって、踊りだすシーンは、これ以上ないほど印象的でした。ゴージャスな美人で、この時代のグラマー体型のヒロインは、その美しさが、一時のものである無常をも、余すところなく感じさせ、見事な青春映画だと思いました。彼を追いかけて故郷を出て行くヒロインの先行きは、おそらく前途多難でしょう。でも、それでいいんですよね、何があっても、たとえハッピーエンドではなくても、自分の人生を生きる自分の選択なのですから・・・。

★★★★★ ダンスシーンを見て下さい

母がこの映画を見る度に涙を流していたのを思い出します。親の立場か、娘の恋心か、どちらに共感したのかわかりませんが。片親で苦労した母親は娘の恵まれた結婚を願い、娘はたった二日間だけ知り合った男を追って町を出ようとします。二人の恋心に嘘はないのだけれど。町の御曹司のプロポーズを蹴って、流れ者を追いかける娘、その娘の出奔を止めるべくスーツケースを離さない母親、引き合う二人の手が離れて、見つめ合う母と娘、親子の決別です。うまい役者さんが脇を固めて田舎町の因習や頑迷さ、差別を見せます。細やかな心の動きは年配の男女を通しても描かれています。対照的にスーザン・ストラスバーグの若さがまぶしいくらいでした。キム・ノヴァクの美しさ、ホールデンの男臭さ、二人のダンスシーンは映画史に残ると思います。

作品の詳細

作品名:ピクニック
原作名:Picnic
監督:ジョシュア・ローガン
脚本:ダニエル・タラダッシュ
公開:1955年12月7日
上映時間:115分
制作国:アメリカ
製作費:300万ドル
興行収入:900万ドル
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