公開:2006年
監督:デヴィッド・フランケル
主演:アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ
ストーリー
大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった! それは一流ファッション誌“RUNWAY”のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった! ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上「センス、ゼロ!!」と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる。キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、友達にも愛想をつかされる。この会社で、このままでいいの? 私って、本当は何をしたいんだっけ?
大好きな映画です。何度も見ています。見ることで仕事に対する姿勢を改めて考え直すことができるからです。
夢を叶える為の踏み台とお金の為に仕事することを当たり前のように考えていた主人公が、仕事をするということとはどういうことなのか?を周囲のプロから意義を学び成長していく過程を描いています。
努力とはプロセスではなく結果で評価できるものであるし、どんな世界のどんな仕事に就いても、その仕事の志を共感することは必要だし、どんな姿勢で仕事をするか?は仕事する人間として持っていなければいけないこと。夢を叶える前にそれを学べた主人公や映画に出てくるプロの妥協しない姿勢、生き残るということとはどういうことか等、自分が仕事をしていて悩んだり、弱気になったり、人間関係の為に妥協してしまいそうになったり、最初の頃の主人公のように甘えそうになった時に見て自分に喝を入れています。
登場人物の全てから得るものの多い映画。
仕事に疲れた時、自分を見失いそうな時、人生が上手くいかないとき、この映画に何度救われたことか。
ラストの主人公は、「悪魔」によって洗練されていて且つ自分らしさを秘めた美しい姿。
もう少し、踏ん張りたい時におすすめです。
英語の勉強の為に購入。
数年前に一度観た映画でしたが、こんなにいい映画だった?と思いました。ファッションの世界にも興味深いと思わせる内容。
棚にこんなオシャレ映画を1つ置いていてもいいのかなと思います。