公開:2006年
監督:ナンシー・マイヤーズ
主演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック
ストーリー
ロンドンに住むアイリス(ケイト・ウィンスレット)と、ロサンゼルスに住むアマンダ(キャメロン・ディアス)。偶然にも同じ時期に悲しい恋の結末を迎えたキャリアウーマンの二人は、ホーム・エクスチェンジのウェブサイトで知り合い、クリスマス休暇の間だけ住まいを交換することにする。そこでアマンダは、アイリスの実兄グラハム(ジュード・ロウ)と出逢い、アバンチュールな恋を楽しむことにした。深入りは禁物と自分に言い聞かせる彼女だったが、度々鳴るグラハムの携帯電話の相手が誰なのか気になって仕方がない。一方、アイリスはアマンダの家を訪れた作曲家、マイルズ(ジャック・ブラック)と意気投合。近所に住む老脚本家アーサーを含めた付き合いが増えるにつれ、彼女はお茶目で優しいマイルズに惹かれていく。だが、そんなアイリスのもとに突然、ロンドンから元恋人が追いかけてきた・・・。
心にすぅ〜っとすんなり入ってきて、はじめから終わりまで飽きない展開です。
私は特にアイリスに感情移入してしまい、はじめから胸を締め付けられるような切なさに涙。。。
最後はスッキリ!観ているこちらまで清々しい気持ちになります。2人の主人公の2つの恋ももちろん素敵ですが、
アイリスとアーサー(元脚本家のご老人)の関係に心が温かくなりました。恋愛だけじゃない、人と人との深い愛のお話。
優しい気持ちになれます。
そして、なんといってもBGMがこの映画のよさを更に引き立て、感動を誘っています。
設定はXmasなので、ぜひ12月に観てほしい映画です。
アマンダを演じたキャメロン・ディアスが可愛かったです。
美しく、自信にあふれ、スタイルもセンスも良くて、憧れてしまいます。
グレアム(ジュード・ロウ)に、たぶん一目惚れしたアマンダ。それもそのはず。グレアムは、ハンサムで、優しくて、誠実だもの。
彼にかかってくる携帯電話を気にしたり、初めてのデートで質問攻めにしたり、一度は心の中から彼を追い出そうとしたものの、結局、自分から家を訪ねたり。そこで、グレアムのもう一つの顔を見て、もっと好きになって……。オリビアが発した「三銃士」という言葉に、自分を重ねて……ノックアウトだったのかも。
アイリス(ケイト・ウィンスレット)とマイルズ(ジャック・ブラック)の絡みでは、レンタル店の場面が楽しかったです。大物俳優も出演していて、びっくり!
二つのホリディ、恋の行方が描かれていますが、私は、アマンダ・グレアムの恋の話の方が断然好きでした。
映画の導入部分で、「愛に出会えば、旅は終わる」と、シェイクスピアの格言?を引用していますが、ラストは、まさにそんな感じです。
『バベル』とか『ノー・カントリー』だとか
妙な映画に受賞させたり、話題にしたり、評価したりしないで
こういうものにこそ複数のオスカーを差し上げてほしい。監督賞・作品賞・脚本賞・音楽賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞など。
何度見ても感動と涙の名作です。