実際の警察官殺人事件を映画化!
ストーリー:大戦後(40年代後半)のロサンゼルス、深夜のダウンタウンで職務質問した警官が突然射殺された。ロス市警は全力を挙げて捜査を開始、しかし犯人の目撃証拠・遺留品証拠も動機もなく難航を極める。捜査官たちの実直な努力の結果、ハンサムな自称エンジニアのロイ(リチャード・ベイスハート)が走査線上に浮かぶ。彼は明晰な頭脳を持つが犯罪に罪悪感は無く、逆に情熱すら感じる異常者であった・・・。
出演:リチャード・ベイスハート、スコット・ブラディ、ロイ・ロバーツ、ジャック・ウェッブ、ジョン・デナー
★★★★★ 見ごたえあり
実際に起きた話しを元にした映画、と冒頭にありました。当時の警察の事件解決に向けた、ひたむきさが分かる一方、余計な音楽も演出もないけど見ていくうちにハラハラします。モンタージュの初期はこうだったんだぁ~と、感無量。犯人を追い詰めていくのに、当時の装いが邪魔になったり(帽子が夜の捜査時に、影となり犯人に見える)無防備すぎる監視体制など、色々あって現在の警察の礎になったのかと思います。古い映画ですけど十分、見応えのある作品でした。
★★★★☆ 地味だが面白い作品
モンタージュ写真の走りの頃の作品。結果的にモンタージュ写真が決め手となる。悪い奴は逃げ足が速いというのが定説のようですが、本映画の犯人は独特の逃走経路を使って瞬時に逃げてしまうため、なかなか捕まりません。エンディングでは、軽いどんでん返しがあり、あえなく御用になります。ヒッチコック映画のような終わり方です。
作品の詳細
作品名:夜歩く男 |
原作名:He Walked by Night |
監督:アルフレッド・ワーカー |
脚本:クレイン・ウィルバー、ジョン・C・ヒギンズ |
公開:1948年11月24日 |
上映時間:79分 |
制作国:アメリカ |
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