スリラー

13F

現実と仮想現実の2つの世界に翻弄される男の恐怖を描いたSFミステリー

ストーリー:とある高層ビルの13F。ホール(クレイグ・ビアーコ)は仮想現実創作技術を駆使し、1937年のロサンゼルスを再現しようとしていた。ある日、ボスのフラー(アーミン・ミューラー=スタール)が何者かに殺される。容疑者にされてしまったホールは、事件の真相を追ううちに1937年と現在にパラレル・ワールドが存在し、そこで危険な二重生活が展開されていることを知る。過去と現在が“13F”で交錯、そして自分の存在そのものさえ疑わざるを得なくなる・・・。

出演:クレイグ・ビアーコ、アーミン・ミューラー=スタール、グレッチェン・モル、ヴィンセント・ドノフリオ、デニス・ヘイスバート、スティーヴン・スカブ、ジェレミー・ロバーツ、シリ・アップルビー、アリソン・ローマン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 現実の世界とは誰かが見ている夢かもしれない

とてもよく出来ているSF。現実の世界とは誰かが見ている夢なのかもしれないなどと思ってしまう。フィリップ・K・ディックのSFに近い。

★★★★★ とてもよくできた作品

ローランド・エメリッヒ監修ということで、味気ないSFかと思いきや、これは違います!監督もとても才能ある人です。ストーリーも映像もバランスよく、SFですが、レトロな哀愁が漂います。ちなみにジャケットの何ともないイメージと中身は多分に違います。主演のグレッチェン・モルが演じる女性もとても魅力的です。このタイプの映画は一般的に注目度が低く、時間とともに忘れ去られると思うともったいないです。すくなくともローランド・エメリッヒの他のどの作品よりも優れていると思いました。雰囲気がとても良いです。

★★★★☆ グレチェン・モル最高!

『マトリックス』はド派手なアクションと戦闘シーンで少々お子様向けなのに対し、この作品はストーリーで勝負という感じで、観ごたえありました。最後の驚きの事実もゾクッとしました。グレチェン・モルはやっぱりいい女優ですね。彼女を観るだけでも価値があります。

作品の詳細

作品名:13F
原作名:The Thirteenth Floor
監督:ジョセフ・ラスナック
脚本:ジョセフ・ラスナック
公開:アメリカ 1999年5月28日
上映時間:100分
制作国:アメリカ、ドイツ
製作費:1600万ドル
興行収入:1800万ドル
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