過去のすべてを消され、二度と元には戻れない・・・
ストーリー：ボビー・バットン(トム・サイズモア)とその家族は、ある日、跡形もなく姿を消した。電話でも郵便でも彼らと連絡を取れない。転送先の住所もない。間もなく政府が、彼らの家と2台のキャデラック、そしてすべての家具を売り払うだろう。バットン一家がボストン郊外の家を去り、ナンバープレートのない曇りガラスの車に乗り込んだ時、一家全員がこの世から存在しなくなってしまった。犯罪組織から裏切りの疑いをかけられたバットンは、家族を守るためにFBIに出頭したのだ。そこで彼は、法廷で仲間に不利な証言をすれば無罪放免にしてやるという条件を提示され、国家のために証言台に立つ個人を守るアメリカ政府の極秘制度”証人保護プログラム”に入る。そしてバットンたちは、秘密の施設で全く別人になりすますために、張り詰めた緊張の中で5日間の厳しい訓練を受けることになる・・・。しかし、ほんの２,3時間、一緒に過ごした後に、家族がバラバラにさせられる危機をはらんだ陰謀に気づくのだった・・・。
出演：トム・サイズモア、フォレスト・ウィテカー、メアリー・エリザベス・マストラントニオ、ショーン・ハトシー、スカイ・マッコール・バートシアク、ウィリアム・サドラー、ジム・メッツラー、ジョアンナ・マーリン
★★★★☆ 「保護」とはいえ本人たちには甘くない
犯罪ものや法廷ものを観ていると、よくこの「証人保護プログラム」という言葉が出てくる。どういうものなのか、良くわかった。つまり今までの人生をなにもかも捨て去って、ゼロから仕切りなおしして生き直すということなのですね。具体的で解りやすく、世話をする側とされる側、双方の苦労を知りました。
作品の詳細
| 作品名：ウィットネス・プロテクション 証人保護 |
| 原作名：Witness Protection |
| 監督：リチャード・ピーアス |
| 脚本：ダニエル・テリオー |
| 公開：アメリカ 1999年12月11日 |
| 上映時間：105分 |
| 制作国：アメリカ |
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