スリラー

ビバリウム

幸せなカップルは、この住宅地から抜け出せない、精神が崩壊する極限のラビリンス・スリラー!

ストーリー:トム(ジェシー・アイゼンバーグ)とジェマ(イモージェン・プーツ)は新居を探している若いカップル。ある日ふたりは、ふと立ち寄った不動産屋から、全く同じ家が延々と並ぶ住宅地<ヨンダーYonder>を紹介される。勧められるままに現地をたずね、さて内見を終えて帰ろうとすると、ついさっきまで案内してくれいた不動産屋が見当たらない。不安を覚えたふたりは、帰路につこうと車を走らせるが、どこまでいっても景色は一向に変わらない。ふたりはこの住宅地から抜け出せなくなってしまったのだ―。そこへ送られてきた宅配の段ボール。中には誰の子かわからない生まれたばかりの赤ん坊と謎のメッセージが・・・。

出演:イモージェン・プーツ、ジェシー・アイゼンバーグ、ジョナサン・アリス、ダニエル・ライアン、セナン・ジェニングス、エアンナ・ハードウィック

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 現代社会を表象する正統派の侵略系SF

『ボディ・スナッチャー/恐怖の町』など連綿と続く侵略系SFの快作。無味乾燥な中流意識と生活様式の画一化、隣人を知らない核家族らの断絶…そうした現代の社会問題とその不安が奇妙な町のビジュアルと論理的な物語構成に凝縮されている。観る側の知性と理性が試される点もSF的。

★★★★☆ なんて奇妙な映画なんだ…

諸手をあげて面白い!!ってものではないかもしれないけど、固唾をのんで見入ってしまう。派手な爆発や演出はないのに平坦にならずに飽きずに見れた。所詮お前らの人生こういうことでしょ?って感じ?冷静に振り返るとすっごい皮肉っぽい作品だと思う。これってこういうことなのかなって皮肉を邪推するとちょっと楽しい映画。どこの家庭もみんなこうなのかもねwww

★★★☆☆ 不気味な雰囲気

全編に漂う不気味さはラストまで続きました。見る人を選ぶ映画だと思いますが、見終わって思うのは、型にはめられた幸せ像の虚しさとそれと客観的に見ることができない現状を突き付けられた恐怖でした。

作品の詳細

作品名:ビバリウム
原作名:Vivarium
監督:ロルカン・フィネガン
脚本:ギャレット・シャンリー
公開:アメリカ 2020年3月27日、日本 2021年3月12日
上映時間:98分
制作国:アイルランド、デンマーク、ベルギー
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