父と娘、母と息子。それぞれの青春と想い出、そして愛がめぐり逢う
ストーリー:メイン州パイン・アイランドで一番大きな屋敷はいまはリゾートホテルとなっていた。かつてこの島で水難救助員をしていて、いまは実業家として成功したケン(リチャード・イーガン)が家族と共にバカンスにやってくる。ホテルの主人の妻、シルヴィア(ドロシー・マクガイア)はかつてケンと愛し合った仲だった。やがてケンの娘マリー(サンドラ・ディー)とシルヴィアの息子ジョニー(トロイ・ドナヒュー)が恋に落ち、シルヴィアとケンも惹かれあう気持ちを抑えることができず、恋が再燃していく。しかしケンとシルヴィアの関係を知ったケンの妻は、すべてを暴露、新聞に書かれるまでのスキャンダルとなってしまう・・・。
出演:リチャード・イーガン、ドロシー・マクガイア、トロイ・ドナヒュー、サンドラ・ディー、アーサー・ケネディ、ボーラ・ボンディ、コンスタンス・フォード、ジャック・リチャードソン
★★★★★ ただのロマンチックではなく、ちょっとドロドロ。
トロイ・ドナヒューに興味を持ち、『恋愛専科』『パームスプリングの週末』と見て今回、『避暑地の出来事』を見ました。パッケージ写真から見るとロマンチックな避暑地の出来事みたいな感じですが。実際は、二組の夫婦の内、避暑地を訪れた父親と島に住む母親の再会から不倫が始まり、双方の娘と息子が愛し合うという展開です。サンドラ・ディーはトロイ・ドナヒューの相手役としてはちょっと幼い感じがしました。バックに流れるマックス・スタイナー作曲の音楽がとても切ない感じです。歯の浮くようなセリフもトロイ・ドナヒューが言うと様になるなという感じでした。恋愛ものにしては2組の恋が描かれるので131分とちょっと長尺。主役の再婚した夫婦が住む崖の上の邸宅がとても素敵でしたが、こんな場所に住むかなという感じ。若いトロイ・ドナヒューとサンドラ・ディーが見られてよかったです。
作品の詳細
作品名:避暑地の出来事 |
原作名:A Summer Place |
監督:デルマー・デイヴィス |
脚本:デルマー・デイヴィス |
公開:1959年11月18日 |
上映時間:130分 |
制作国:アメリカ |
Amazonで探す |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |