38歳のウィルにとって人生は極めて単純なものだった。そう、12歳の少年マーカスと出会うまでは・・・
30 代男の身勝手なホンネを赤裸々に描き、男性たちの心をわしづかみし、女性たちの好奇心に火をつけた、ニック・ホーンビィのベストセラーを映画化。
ストーリー:ノース・ロンドンに住む独身男ウイル・フリーマン(ヒュー・グラント)は、クリスマス・ソングの一発ヒットを放った親の遺産で暮らしている。面倒を見なければならない家族も、責任がついてまわる仕事も持たない優雅で、お気楽な生活。それはウィルにとって 100% 満足のゆくものだった。少なくともその生活は長く続くはずだった・・・。
出演:ヒュー・グラント、ニコラス・ホルト、レイチェル・ワイズ、トニ・コレット、ヴィクトリア・スマーフィット 、ナタリア・ティーナ
★★★★★ すごくいい。
とにかく完璧です。コメディーですが、メッセージ性が深く、ラストシーンも押し付けがましい感動ではなくちょっぴりはずしてる感じ。脚本のセンスばっちしです。ラストは原作よりも良いと思いました。俳優のセレクトも文句なし。そういう映画って最近少ないと思います。要チェックですよ。
★★★★★ またすぐ観たくなる映画
単純に感動モノ映画ではなく、かといってコメディでもない。コメディータッチで描かれてる部分とシリアルな内容を扱っている部分が、上手く溶け込んでいて非常に見ていて気持ちが良かったです。そして、久しぶりに後味の良い映画に出会えた感じがします。映画のエンディングといえば、賛否両論になることも多いですが、この映画はとても幸せな気持ちでエンディングを向かえることが出来ました。私の妹は二日連続で二回も観ていました。これほど、見終わった後の印象がとてもすばらしい映画はそうそうありません。もちろん、字幕で見ることは大前提ですが、吹き替えは嫌いなのですが、日本語吹き替えで観てもこの映画は大変面白いです。子役のニコラス・ホルトくんもとても可愛いですよ(>_<)
★★★★☆ 笑いながら、泣かされる映画です
ヒュー・グラントが子持ちになる!?これは見ものだ!なぁんて期待をして観た作品です。相変わらず役の設定は、”お金持ちのイイオトコ独身貴族”ですが、今回はそんな立場の人間の弱さというか、孤独さというかうまく演じていると思います。子役の子が、またいい味だしてます!一風変わった母親に育てられ、学校ではいじめられながらも素直で純粋な男の子で、自然に前向きで強く生きている少年役を演じています。すごく親近感がわきます。そんな独身男と少年の間には一見、何のつながりもなさそうに見えますが、実はお互いにお互いが持っていない物に気がつき、いつの間にか支えあっている姿は、とっても微笑ましくもあり、同時に勇気を与えてくれます。本当は、すごくシリアスな題材なんでしょうけど、ヒュー・グラントの軽さ(!?)と少年の純朴さ、更に脚本・監督のたくみさで笑いながらも泣かされる、そんなイイ映画に仕上げてくれています。
作品の詳細
作品名:アバウト・ア・ボーイ |
原作名:About a Boy |
監督:クリス・ワイツ、ポール・ワイツ |
脚本:クリス・ワイツ、ポール・ワイツ、ピーター・ヘッジズ |
公開:イギリス 2002年4月26日、日本 2002年9月14日 |
上映時間:100分 |
制作国:アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス |
製作費:3000万ドル |
興行収入:1億3000万ドル |
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