保釈金を借りたまま失踪した容疑者を追うという、米国に実在する職業、賞金稼ぎ。そのひとりに「大脱走」などの伝説的アクション男優S・マックィーンが扮した伝説の遺作
ストーリー:仲間たちから愛称“パパ”で呼ばれる現代の賞金稼ぎ、ラルフ(スティーブ・マックイーン)。保釈金専門の金融業者に借金して自由の身になりながら逃亡してしまった指名手配者を追って、全米各地に飛ぶ毎日。それでも家に帰れば、8年前から同棲中で今や妊娠中である女性教師ドティと暮らす幸福な生活が待っていた。そんなある日、ラルフに恨みを持つ何者かから脅迫電話がかかってくる。電話の主は、ラルフに捕まったせいで刑務所に送り込まれたことを恨み・・・。
出演:スティーブ・マックイーン、イーライ・ウォラック、キャスリン・ハロルド、レヴァー・バートン、トレイシー・ウォルター、リチャード・ベンチャー、トーマス・ロサレス・Jr.、ベン・ジョンソン
★★★★★ 感慨深いものがある作品
S・マクィーンの遺作として観れば感慨深いものがある。アクションは往年の切れはないが、スタントなしでこなしていることろは流石で歳相応の老眼鏡をかけ、決してヒーローではないが、格好は良く人間味ある演技も好感が持てた。
★★★★★ マックィーンの遺作
『大脱走』や『荒野の七人』、『タワーリング・インフェルノ』でアクション俳優として名高いスティーブ・マックィーンが時代を現代に置き換えて本作では賞金稼ぎを演じている。既に50代となったマックィーンにアクションは厳しいものがあると思いきや、かなり派手に動き回ります。しかしアクションに重きを置かずドラマとして十分に見応えのある作品に仕上がっています。マックィーン、この時期には肺はガンに冒されており同時期に撮影されたトム・ホーンでもアクションではなく俳優マックィーンとして見事な演技で人生を締めくくります。
★★★★☆ ホントにマックィーン?
この作品でのマックィーンは、笑えます。とにかく、車の運転がヘタなんです。縦列駐車でぶつけ、バックでぶつけ、家の壁にもぶつけと、ひどい運転をしているのです。それが、マックィーンらしくなくて笑えます。今までにないマックィーンが楽しめます。ただ、笑えないのが、この作品が遺作だということ。『大脱走』、『荒野の七人』など、素晴らしい作品に出演し、見るものを楽しませてくれたマックィーンに哀悼の意をささげます。そして、彼のような俳優がたくさん出てくることを期待します。
作品の詳細
作品名:ハンター |
原作名:The Hunter |
監督:バズ・キューリック |
脚本:ピーター・ハイアムズ、テッド・レイトン |
公開:アメリカ 1980年8月1日、日本 1980年12月13日 |
上映時間:97分 |
制作国:アメリカ |
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