実際にネイティブアメリカンの血を引くバート・レイノルズの本格的な劇場映画デビュー作!
ストーリー：ダンカン(アルド・サンブレル)率いる集団がインディアンの集落を襲撃し、住民を皆殺しにしたあげく頭皮を剥ぐ。頭の皮を売りに町を訪れたダンカンたちは、法律が変わったため「インディアン殺し」として指名手配されてしまう。逆上して保安官を殺したダンカンの前に、リン(ピーター・クロス)という前科者の医者が現れ、列車襲撃をもちかけられる。ダンカン一味は列車を襲撃、大金を積んだ列車を制圧するが、一族を殺された先住民の青年ジョー(バート・レイノルズ)が列車を奪還。ダンカンの部下を一人一人殺してゆく。一方のダンカンもジョーに反撃を開始。血で血を洗う凄惨な対決が繰り広げられる・・・。
出演：バート・レイノルズ、アルド・サンブレル、フェルナンド・レイ、ニコレッタ・マキャヴェリ、ピーター・クロス、ルチオ・ロサト、タニヤ・ロパート、フランカ・ポルセッロ
★★★★☆ インデアンが主人公のマカロニ
妻を白人に殺されたインディアンの復讐の物語です。頭の皮剥ぎ、リンチ、１人殺すのに６発の銃弾をぶち込むなど、かなり残酷です。でも主人公は正義感にあふれ、身のこなしも軽いです。（マカロニには珍しい金に興味がないタイプ）音楽がエンニオモリコーネが担当していて、格好良く、粋なスコアを聞かせてくれます。あのタランティーノがこの音楽が気に入って『キル・ビル２』の随所に使われています。セルジオ・コルブッチの作品はマカロニのエキスがどの作品にもみられます。
作品の詳細
| 作品名：さすらいのガンマン |
| 原作名：Navajo Joe |
| 監督：セルジオ・コルブッチ |
| 脚本：ディーン・クレイグ |
| 公開：イタリア 1966年11月25日、日本 1967年8月26日 |
| 上映時間：93分 |
| 制作国：イタリア、スペイン |
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