標高4000ｍのロッキー山脈を舞台に繰り広げられる大ヒットアクション大作！
ストーリー：ロッキー山脈。山岳救助隊員のゲイブ(シルヴェスター・スタローン)は、同僚の親友ハル(マイケル・ルーカー)の恋人が不慮の事故死を遂げたことに責任を感じ、山を下りてしまう。8カ月後、ゲイブは山岳救助隊に復帰するが、同じころ、1億ドルの現金を輸送中だった財務省造幣局の秘密輸送機が、プロの犯罪者クエイルン(ジョン・リスゴー)とその一味に襲われて墜落する事件が発生。ゲイブは現金を狙うクエイルンたちに現金の回収を手伝うよう要求されるが、一味に抵抗して凄絶な戦いを繰り広げることに・・・。
出演：シルヴェスター・スタローン、ジョン・リスゴー、マイケル・ルーカー、ジャニーン・ターナー、レックス・リン、キャロライン・グッドール、レオン、クレイグ・フェアブラス、グレゴリー・スコット・カミンズ、ポール・ウィンフィールド、ブルース・マッギル
★★★★★ 単なる山岳レスキューの作品ではない。緊迫感に溢れた迫力の映像とアクション！
公開当時、劇場で一度観て、余りの迫力と緊迫感に魅了されて二度ほど再度劇場観たことのある作品です。今では家でも大画面で観れますが、当時は大画面の映画館のスクリーンと音量との相乗効果で、圧倒されるシーンが多々ありました。山岳レスキュー隊が悪党集団の金絡みの企みに巻き込まれるというなんとも運の悪いストーリー。冒頭の友人の彼女が事故に遭うシーン、悪党集団が飛行機をハイジャックし、誰が味方なのか？と思わせ、更に飛行機から飛行機へと上空で繰り広げられるアクションシーン、悪党集団に利用されて金を探すレスキュー隊だが、素直に探すのではなく反撃に出て、撃つ、殴る、ガチンコ等のアクションを展開。超高所を登ったり、滑落したり、落下したり等の特撮シーンも凄い。悪党集団が一切まとまっておらず、1人1人が極悪。全く罪の無い者まで平気で殺し、仲間同士でも言い争う。特に悪党集団のリーダー格は非情。この役を演じているジョン・リスゴーは善人と極悪人という両極端な役を演じるのが得意で有名。スタローンは高所恐怖症らしいです。この作品では迫真の演技を見せているのに、この手の作品は二度とやりたくない、と言っていたのが面白い。最後のヘリの上での悪党リーダーとスタローンとのやり合いは、余りのハラハラ感に、当時、劇場内でも息を飲むような緊迫した雰囲気が流れていたのを今でも覚えてます。スタローンは、ロッキーやランボーの後、なかなか当たり作がなかった時期もあると聞いた事がありますが、この作品は忘れられない作品の１つです。
作品の詳細
| 作品名：クリフハンガー |
| 原作名：Cliffhanger |
| 監督：レニー・ハーリン |
| 脚本：マイケル・フランス |
| 公開：アメリカ 1993年5月28日、日本 1993年12月4日 |
| 上映時間：113分 |
| 制作国：アメリカ |
| 製作費：7000万ドル |
| 興行収入：2億5500万ドル |
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