ドラマ

リミッツ・オブ・コントロール

色彩の国スペインを舞台に“色”と“音”による幻想的な世界が溢れだす

ストーリー:自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れ・・・。スペインに降り立ったコードネーム“孤独な男(イザック・ド・バンコレ)”に与えられた任務はその言葉のみ。“必ずエスプレッソを2つ注文し、携帯も銃も仕事中のセックスもなし”。それ以外は全て謎に包まれたまま、名もなき“孤独な男”はただ任務の遂行を目指す。スペイン中を巡り、さすらう彼の前に現れるのは「スペイン語は話さないのか?」という問いを合言葉にする同じくコードネームを持った名もなき仲間たち。彼らはそれぞれの情報をマッチ箱の中の暗号に託す。「裏切り者がいる」と告げる仲間、しかしその言葉とは裏腹に「自分も仲間ではない」と男は呟いた。ありのままの現実と、夢の中を彷徨うかのような非現実が交錯する世界をめぐり、男は荒野の中にあるアジトへたどり着く。想像力が支配《コントロール》の限界を超えた時、その先にあるものは一体何なのか?

出演:イザック・ド・バンコレ、アレックス・デスカス、ジャン=フランソワ・ステヴナン、オスカル・ハエナダ、ルイス・トサル、パス・デ・ラ・ウエルタ、ティルダ・スウィントン、ジョン・ハート、ガエル・ガルシア・ベルナル、ビル・マーレイ、工藤夕貴


視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ なんだか好きです。

この映画、表現のしようがないんですが、ひたすらたんたんと進んでいきます。けど、なんだかすごく気に入ったんですよね。見る人を選ぶというか、とてつもなくつまらないと思う人もいると思うので万人に薦められるものではとてもないですが、人によってはすごーく気に入るものだと思います。

★★★★★ 見る側の感性が勝負のような映画

自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れという命令の元、仲間らしき連中と出会いながらスペインを巡る無口な男のお話。はっきり言って起承転結がしっかりしたようなストーリーは存在しないし、明確なテーマも無い。理屈だとか考えてこの映画を観ては全くつまらない作品だと思う。映画全体の雰囲気とか映像を観て如何に自分が感じるか、それが大切な映画だと思う。要は、見る側の感性が勝負のような映画であり、ゆったりと流れるような、またどこかミステリアスでもあり、まか不思議な映画って感じで、僕は気に入った。

作品の詳細

作品名:リミッツ・オブ・コントロール
原作名:The Limits of Control
監督:ジム・ジャームッシュ
脚本:ジム・ジャームッシュ
公開:アメリカ 2009年5月1日、日本 2009年9月19日
上映時間:115分
制作国:アメリカ
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