愛を引き裂き、運命を狂わす 魔性の旋律
ストーリー:1996年、ケベック州モントリオール。バイオリン・オークションが開かれている会場には大勢の人々が集まっていた。次々と落札されるすばらしいバイオリン。しかし、皆の注目はたった1挺のバイオリンであった、この”レッド・バイオリン”と呼ばれる伝説の名器は17世紀イタリアで誕生し、オーストリア、イギリス、中国、そしてカナダと5つの国を4世紀に渡り旅してきた。そしてその奏者となった人間を次々と虜にし、その官能的で魔力を帯びているかのような音色は聞く者全てを圧倒し、魅了していく。なぜ”レッド・バイオリン”だけがその音色を奏でることが出来るのか?そしてなぜ携わる者に破滅をもたらすのか?4世紀に渡り響いてきた悲愴なまでに美しい音色の秘密は何故にあるのか?全ての謎が解けるとき、衝撃的な事実が浮かび上がる・・・。
出演:カルロ・チェッキ、イレーヌ・グラジオリ、クリストフ・コンツェ、ジャン=リュック・ビドー、ジェイソン・フレミング、グレタ・スカッキ、シルヴィア・チャン、サミュエル・L・ジャクソン、コルム・フィオール、サンドラ・オー
★★★★★ 年月を経ても色あせない映画
映画館で初めて3回以上見た作品。折に触れ見返している。長い年月を経た楽器が変遷していく国々、人々、それぞれのストーリーが重層的に交錯して最後に回収されるところが何度見ても引き込まれる。曲もキャラクターも、各国の言葉で語られているところがリアリティがあって素晴らしい。個人的にはバイオリンの旅の終わり方がとても納得のいく形であった。
作品の詳細
作品名:レッド・バイオリン |
原作名:The Red Violin |
監督:フランソワ・ジラール |
脚本:フランソワ・ジラール |
公開:カナダ 1998年11月13日、日本 1999年5月22日 |
上映時間:131分 |
制作国:カナダ、イギリス、イタリア |
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