ドラマ

舞台よりすてきな生活

ロサンゼルスの閑静な住宅街を舞台に、子供嫌いの劇作家と近所に引っ越して来た無邪気な少女との交流をコメディタッチで描いたチャーミングな物語

ストーリー:子供嫌いの劇作家ピーター(ケネス・ブラナー)は、脚本の中で子供が上手く描けずスランプの上、妻には子作りをせがまれるという、“子供”に悩まされる毎日。そんな時、隣家にエイミー(スージー・ホフリヒター)という女の子が引っ越してきた。執筆の役に立つかもと、ピーターは恐る恐る彼女と交流を深めていくが・・・。

出演:ケネス・ブラナー、ロビン・ライト、スージー・ホフリヒター、リン・レッドグレイヴ、ジャレッド・ハリス、デヴィッド・クラムホルツ、ジョナサン・シェック

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 大好きな映画♥

ケネス・ブラナーが大好きなので買いました。自然に展開するストーリーと、主人公の癖のある性格が面白く描かれていて何度も見ています。目立つ演出などは一切ない、ナチュラルさが本当にじんわりきます。傑作です!

★★★★★ 甘く、ほろ苦い日常・・・

芸術家肌で、表現者でありながら自分を表現するのにためらいのある劇作家が、ある日隣に引っ越してきた少女との出会いをきっかけに、自分の殻を脱ぎ捨ててゆく様子がシンプルに、時に滑稽に描かれています。物語の中心はケネス・ブラナーですが、他の登場人物全員もそれぞれのキャラクターを抱えていて、それがよりリアルで奥深いドラマにしていると感じました。ちょっとハジけた役が多いので、悲壮感はなく、コメディタッチに仕上がっています。今回感心したのは子役のスージー・ホフリヒター。上手な子役でも、どこか「演じている」仮面を付けていると感じることが多いのですが、11歳の彼女の演技はすばらしく、ケネス・ブラナーとのシーンはとてもリアリティがありました。いい女優に成長してくれることでしょう。

★★★★☆ 英国式知的コメディ

シェークスピア俳優のケネス・ブラナーには、いかにもの英国人気質がプンプン。気むずかしい夫をそれなりに操縦している妻のロビン・ライト・ペンが、すごくチャーミング。この人、ショーン・ペンの奥さんだなんて信じられない。彼らの家のインテリアも素敵だし、夫婦の関係も、お互いが自立していて素敵。夫が妻の母のお守りをしていたり、妊娠の検査に夫婦で病院に行ったりするところが、日本とは違うなあと思った。隣家の足の不自由な少女にダンスをさせることについての、ブラナーの思いには拍手を送りたい。少女の母親には、ブラナーの思いが通じない。障害者を巡ってのこの行き違いは、私たちの周りにも良くあることだ。気むずかしくても、子ども嫌いでも、主人公は、知的で物事の本質を良く分かっている男。子どもとのつきあい方にもそれが表れている。主人公の名を騙る偽物との会話にはちょっと辟易したが、ブラナーの出演作の中では、肩の力を抜いて楽しめた。

作品の詳細

作品名:舞台よりすてきな生活
原作名:How to Kill Your Neighbor’s Dog
監督:マイケル・カレスニコ
脚本:マイケル・カレスニコ
公開:アメリカ 2002年2月22日、日本 2004年12月11日
上映時間:107分
制作国:アメリカ
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