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血の涙に隠された、真実の破片

ストーリー：とある修道院にある聖母像。血の涙を流す聖母像が「奇跡をもたらす力がある」と人々に崇められていた。死ぬまで修道院で暮らし、多くの人々に慕われ尊敬されていた一人の女性、ヘレン夫人が死んだ時から聖母像が泣き始めたことで、像の涙は彼女の血だと言われていた。末期の皮膚結核の少女が回復、瀕死の状態にあった青年の白血球の上昇・・・。その彼女を“聖人”として認めるか否かの調査に送り出されたフランク(エド・ハリス)は、己の揺れる信仰心と葛藤しながらも、徐々に真実を突き止めていくのであった。またヘレンの娘・ロクサンヌ(アン・ヘッシュ)も、フランクと出会ったことにより彼女の中で何かが変わり始めていたのだった。聖人認定委員会が開かれ、いよいよ終止符が打たれようとしたその時・・・驚くべき事実が、衝撃の奇跡が明らかにされるのだが・・・。

出演：エド・ハリス、アン・ヘッシュ、アーミン・ミューラー＝スタール、バルバラ・スコヴァ、マイケル・リスポリ、チャールズ・ヘイド、ケイ・ホートリー、ドン・カーモディ、ケン・ジェームズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　奇蹟の詩

人間ゆえに迷い、悩む信仰者の姿が実に上手く描かれている。奇蹟の存在を信じる以前に、現実の世界と人間の葛藤を認識させられる。神父役のエドハリスの好演が光っている。神とは何かを改めて考えさせられる作品である。

★★★★☆　悩める神父。

神父さんってカトリック教会の場合、一生独身を貫くのですね。そのことが、フランクとロクサンヌの障害となって立ちはだかる。二人の関係性がとても切ない。エド・ハリスの悩める神父が最高です。

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