ドラマ

キャッツ

一生に一度、一夜だけの特別な舞踏会の幕が開く

全世界で数々の驚異的な記録を打ち立て、日本国内でも総入場者数1020万人を超え今なおロングラン公演中の、ミュージカルの最高傑作「キャッツ」が遂に映画化

ストーリー:満月が輝く夜。若く臆病な白猫ヴィクトリアが迷い込んだのはロンドンの片隅のゴミ捨て場。そこで出会ったのは個性豊かな“ジェリクルキャッツ”たち。ぐうたらな猫、ワイルドな猫、お金持ちでグルメな猫、勇敢な兄貴肌の猫、不思議な力を持つ長老猫・・・。様々な出会いの中でヴィクトリアも自分らしい生き方を見つけていく。そして今宵は新しい人生を生きることを許される、たった一匹の猫が選ばれる特別な夜。一生に一度、一夜だけの特別な舞踏会の幕が開く・・・。

出演:フランチェスカ・ヘイワード、ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、 ジェイソン・デルーロ、イドリス・エルバ、ジェニファー・ハドソン、イアン・マッケラン、テイラー・スウィフト、レベル・ウィルソン、レイ・ウィンストン、ラリー・ブルジョア、ロラン・ブルジョア

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ CATSという概念にあなたは選ばれるか

この作品は映画を見るというスタンスではなく、ミュージカルを観ると思って欲しい。私一個人の意見としては、幼少期から何度も何度も考えあぐねたCATSの世界が、舞台という枠から更なるイマジネーションの翼を広げて飛び出した事に終始鳥肌が止まらなかった。これほどまでにこの作品へ、愛を注いでくれた監督に感謝しかない。ただし、この作品は元が詩だ。難しく、よくわからないもの、と感じる人は少なくないだろう。しかしCATSというものは最初は分からないからスタートしていいものだと私は思う。分からないから知りたい、もっとあの世界を感じたいと思えた人のみが作品の深みにハマるのだ。深みにハマればハマるほどそこには哲学がある。私はただ単純に、純粋にジェリクルたちが生きる場所を見られて嬉しかった。子供の頃感じたあの胸の高鳴りを更に塗り替えてくれたような感覚だ。映画は普通、起承転結で構成されるが、キャッツはその4つでは表現できない物語を超えたものがそこに詰まってる。あのミュージカルを映画化したことはかなりチャレンジであったと思うが、それをやってのけた監督には頭が上がらない。舞台との内容変更もあるけれど、そこは頭を柔らかく。それぞれCATSオタクは様々な解釈やキャラクターたちへのイメージがあっただろう。今回は生粋のCATSオタクである監督のトムの頭の中のイメージの世界を覗いたそんな作品なのである。個人のイマジネーション力と臨機応変に順応する力を用いて音楽とダンスを楽しんでほしい。ただし、あの猫が怖い人、もっぱら断固舞台派の人は最初から最後まで慣れることはないだろう。その気持ちもちゃんとわかるし、仕方がないと思う。しかしながら、ハナから批評をするために見ようと考えているならば、できれば控えていただきたい。CATSは良い意味でも悪い意味でも選ばれしものだけが楽しめる作品である。万人受けを狙ったものではない。CATSという概念に選ばれた人だけが極上を味わえるとでも言うのだろうか。是非純粋に役者達の演技力歌唱力を堪能してほしい。

★★★★☆ 映像は素晴らしいと思います!

前評判で「猫が気持ち悪い」といわれて酷評されてたこの作品ですが、私は全然気にならないしむしろ誇張された動きはかっこいいと思ってました。しかしストーリーは正直微妙でした、というか意味不明でした。あまりにも意味不明だったので視聴後に調べたのですが、元になったミュージカルではそもそもストーリーがないらしいです。それを聞いて納得しました。話の中に「ジェリクルキャット」「天上」といったワードがでてくるのですが、それが一切説明されずに話が進みます。普通の映画なら「ジェリクルキャットって?」と「謎のワード」に質問することで話が進んでいくのですが、この映画は「謎のワード」になんの疑問も持たずに話が進んでいくため、ずっと「どういうこと?」という気持ちで見ることになります。最後に全部回収して「納得のいく終わり」があるのかと思ったらそれもありません。映像はよかったと思います。

作品の詳細

作品名:キャッツ
原作名:Cats
監督:トム・フーパー
脚本:トム・フーパー、リー・ホール
公開:アメリカ 2019年12月20日、日本 2020年1月24日
上映時間:110分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:8000万ドル
興行収入:7500万ドル
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