ラブ・コメディ

フローズン・タイム

アカデミー賞ノミネートのとびっきり“キュート”な短編から生まれた、最高に“ロマンティック”なラブストーリー

ストーリー:画家志望の美大生・ベン(ショーン・ビガースタッフ)は恋人にフラれたショックで不眠症になってしまう。そのせいで一日8時間も増えてしまったベンは、余った時間を活用するためにスーパー・マーケットの深夜バイトを始めることに。しかし、そこで働くのはイタズラ好きの悪友コンビやブルース・リーおたく、時間恐怖症のレジ係・シャロン(エミリア・フォックス)と、ダメな若者たちばかり。2週間の不眠が続いたベンは、ついに時間の観念を失い、突然、周囲の世界がフリーズしてしまう!時間の止まってしまった世界を歩き回るベンは、自分だけの美しい静止画の世界で夢中になって美女たちのデッサンを始める。そしてある日、ふとした瞬間、同僚の女性・シャロンの美しさに心を奪われて・・・。

出演:ショーン・ビガースタッフ、エミリア・フォックス、ショーン・エヴァンス、ミシェル・ライアン、スチュアート・グッドウィン、マイケル・ディクソン、マイケル・ランボーン、マーク・ピッカリング、フランク・ヒスケス、エミリア・フェントン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ある青年のラブストーリー

キワモノ映画と思いきや、信じられる愛と究極の美を求める、純情青年のラブストーリーです。美大生の主人公はひょんなことからガールフレンドを怒らせてしまい、あえなく失恋、不眠症に陥ります。空いた虚しい時間を埋めるために深夜のスーパーマーケットで働きだし、時折思い出を挟みながらストーリーが展開していきます。この映画、ジワッと来る展開もさることながら、細かいカットや描写がよく出来ています。怒り狂う彼女の顔の美しいクローズアップ、少年時代初めて目にした大人の女性の裸の忘れられない美しさ、交際を申し込んだら校庭の裏で「キスしたい?」と唇を突き出され興ざめしてしまうシーン、50ペンスで近所の子供達の前でスカートをたくし上げる女子学生、自分のサンドイッチを無邪気に横からパクつき、頬に汚れが付きぬぐってもとれないまま微笑む彼女、静止した綺麗な彼女の顔を夢中でデッサンする主人公、次第に魅力を増していく退屈しきっていたスーパーの女性店員など、主に男性視点ではありますけれど、懐かしさを感じるエピソードと、それぞれの描写がとても印象深いのです。この映画の主人公は監督、脚本の写真家、ショーン・エリスにかなり被っているのかもしれません。日本映画だとこのまま理不尽な仕打ちに叩きのめされ終わってしまう感じですが、最後がまた感動的です。もちろんハリウッド的なラブロマンスでは無いのですが、芸術を好む全ての人に、是非、最後まで見て欲しい映画です!

★★★★☆ パッケージ写真と作品紹介に騙されました。

大きな感動や凄い盛り上がりは無いのですが、楽しく観ることが出来ました。話は淡々と進むのですが、コメディと言うよりはクスっと笑える箇所が随所に有り飽きさせません。話の進み具合が昨今の映画よりテンポが遅くて、作品に入り込むのに観る側も時間が少しかかるかもしれません。ラストはもっともっと盛り上がらせること出来る内容なのですが、寸止めできれいに終わらせるのがこの監督の手法なのでしょう。失恋した人、今恋愛中のカップルにおすすめします。

作品の詳細

作品名:フローズン・タイム
原作名:Cashback
監督:ショーン・エリス
脚本:ショーン・エリス
公開:カナダ 2006年9月10日、日本 2008年1月26日
上映時間:102分
制作国:イギリス
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