ラブ・コメディ

我が家の楽園

楽しい余韻にひたれる人生讃歌

ストーリー:大富豪カービー家の跡取り息子トニー(ジェームズ・スチュワート)は恋人アリス(ジーン・アーサー)の家を訪ね、自由奔放に暮らす彼女の家族に好感を持つ。その後、トニーの両親もアリスの家へ招かれることになった。だが、彼等はアリスのことを快く思っていない。ありのままの姿を見せて両親を納得させたいトニーは、わざと約束の日の前日に訪問することにした。これが裏目に出てしまい・・・。

出演:ジェームズ・スチュワート、エドワード・アーノルド、アン・ミラー、ライオネル・バリモア、ジーン・アーサー、ミッシャ・オウア、スプリング・バイントン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ こんなにいいと思わなかった

1938年のアカデミー作品賞受賞作(Best Picture)です。また、「群衆」や「或る夜の出来事」(こちらもBes Pictureでしたが)などで有名なフランク・キャプラ監督の作品です。以上のような肩書きから、それなりのクオリティは期待してみましたが、正直いってこれほど素晴らしいとは思いませんでした。個人的には「或る夜の出来事」よりも数段素晴らしいと思いました。この作品の後、フランク・キャプラは「スミス都へ行く」、「群衆」という風に、ヒューマニズムや社会派系の作品を連ねていくことになります。ジーン・アーサーやジェームス・スチュワートなど、有名俳優を起用していることはもちろんですが、それ以上に、内容が素晴らしいです。家族や子ども、経済状況、世間体など(自分も含めて)多くの人が悩みを抱えながら、人生を送っていることと思いますが、そんな人にこそ見てほしい作品です。間違いなく何かを感じることでしょう。人生を変えてくれる映画にはなかなか出会えませんが、自分にとっては、その1本になったように思います。英題は”You can’t take it with you”ですが、そのitが何を指しているのか、そのあたりもとても感慨深いと思いました。まだ見ていない人は是非見てみてください。決して後悔はしないと思いますよ。

★★★★☆ やっぱりキャプラ。

金持ちの家と貧乏な家の男女が、紆余曲折を経て最後は結ばれるという古典的な話で、監督は「素晴らしき哉、人生」のフランク・キャプラなので、暖かい微笑ましいシ-ンが盛り沢山です。ラストのハ-モニカの合奏ところなどは、わかってるのにジ~ンときてしまう、いいシ-ンでした。もちろん実際の世の中はいい事ばかりじゃなく、甘くはないとわかってはいます。でも、このような映画に感動できるくらいの気持ちの余裕を持っていられる事が大切なような気がします。のちにMGMミュージカルで、素晴らしいタップを見せてくれるアン・ミラーがバレエもどきを踊っているのがおかしかったです。

作品の詳細

作品名:我が家の楽園
原作名:You Can’t Take It With You
監督:フランク・キャプラ
脚本:ロバート・リスキン
公開:アメリカ 1938年8月23日
上映時間:126分
制作国:アメリカ
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