ジェーン・オースティンの原作を、グウィネス・パルトロウとユアン・マクレガー共演で映画化したラブコメディ
ストーリー:エマ(グウィネス・パルトロー)は親友のハリエット(トニ・コレット)と牧師エルトン(アラン・カミング)を結びつけようとするが失敗。友人ナイトリー(ジェレミー・ノーサム)におせっかいを改めるよう忠告されるが、気にもせず今度はハリエットにフランク(ユアン・マクレガー)を紹介した。ところがフランクは別な娘と結ばれて・・・。
出演:グウィネス・パルトロー、トニ・コレット、アラン・カミング、ユアン・マクレガー、ジェレミー・ノーサム、ポリー・ウォーカー、グレタ・スカッキ、ジュリエット・スティーヴンソン、ジェームズ・コスモ
★★★★★ エマがとても可愛い
オースティンの長い小説を手際よく映画化されていて楽しみました、原作では心の動きが多いのでこの映画だけでは描き切れなかったと思いますがこれはこれで楽しくきれいな『エマ』になりました。
★★★★★ 原作にはかなわないが美しい
Jオースティンの作品で1番好きなエマ。映画にするとかなり短縮化されるのは仕方がないが、エマとmr.ナイトリーがとても素敵で満足しました。原作を知らないで観たら物足りないかも。
★★★★★ そりゃあナイトリー氏でしょう
ジェーン・オースティン原作の中でも人気の高い『エマ』。全編にちりばめられたユーモアが映画化によって更に増し、景色や衣装の美しさと一緒になって軽い砂糖菓子のような仕上がりになっています。冒頭の小さな地球儀が象徴しているようにイギリスの小さな村での限られた登場人物が引き起こす物語、それもありふれた恋愛話なのですが小難しさが無くて楽しめ、見終った後は幸せな気分になれます。見方によっては鼻持ちならない自己中心的な性格のエマをグウィネス・パルトロウが表情豊かにかわいらしく演じていますし、トニー・コレットはやっぱり上手い。ただユアン・マグレガーねらいで観る方には出番が少なくて少し物足りないかもしれません。 ジェレミー・ノーサムのナイトリー氏は本当に素敵です。私がエマだったら初めからナイトリー氏で決まり!なのですが。
★★★★☆ ジェーン・オースティン原作の映画
ジェーン・オースティンは大好きな作家なので、主要な作品は大体全部読みました。この映画をみて、夢中になって読んでいたころのことを懐かしく思い出しています。話の内容は、オーソドックスなオースティン作品同様、恋のさや当てです。やっぱりオースティン作品の典型で、いいと思っていた人が実際には不実な男だったり、つまらない男だったりしますが、最後には大団円を迎えます。決まりきっていますが、何回見てもいいですよね。アカデミー女優のグウィネス・バルトローのまだ初々しいころの姿が見れます。
★★★★☆ 英国風
ジェーン・オースティンの原作は、英国上流社会(upper middle class)の華やかさや鼻持ちならない嫌みなところを描いて興味深いものがあります。映画はグウィネス・バルトロウのおかげで、原作より遙かに明るく、おもしろく、色っぽくなっています。有名劇場で戯曲を見ているようなぜいたくな時間を得られます。そして豪華絢爛さは映画ならではの世界です。「英国風」をお楽しみ下さい。
★★★☆☆ ホッとしたい午後に。
なんといっても、主演のグウィネス・パルトロウの魅力全開。キュートで、可憐で、知的。ちょっと低めの声も、またたまらなく魅力的です。さらに、作中の音楽も、グウィネスの魅力を引き立てる30着に及ぶというドレスも、いかにもイギリスの古き良き時代を思わせ、エマの世界へどっぷりとはまることができるのではないでしょうか。ちなみに、音楽は、第69回アカデミー賞オリジナル作曲賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞。ファッションについても、アカデミー賞デザイン賞にノミネートされています。原作は、ジェーン・オースティン。(「いつか晴れた日に」も彼女の作品。)コミカルで、嫌味のない、サクッとした噛み応えで、期待を裏切らないストーリー。なんだかホッしたい映画が見たいなぁ、という時。スコーンと紅茶とともに見たい作品です。
作品の詳細
作品名:Emma エマ |
原作名:Emma |
監督:ダグラス・マクグラス |
脚本:ダグラス・マクグラス |
公開:アメリカ 1996年8月2日、日本 1997年4月19日 |
上映時間:122分 |
制作国:イギリス |
製作費:700万ドル |
興行収入:2200万ドル |
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