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斬新なのに懐かしい、刺激的だけど切ない<ボーイ・ミーツ・ガール>の新たなる傑作が誕生!

ストーリー：パンクなのに内気な少年エン(アレックス・シャープ)は、偶然もぐりこんだパーティで、反抗的な瞳が美しい少女ザン(エル・ファニング)と出会う。大好きなセックス・ピストルズやパンクファッションの話に共感してくれるザンと、たちまち恋におちるエン。だが、ふたりに許された自由時間は48時間。彼女は遠い惑星へと帰らなければならないのだ。大人たちが決めたルールに反発したふたりは、危険で大胆な逃避行に出るのだが・・・。

★★★★★　エル・ファニングが最高カワイイ！

パンク好き、カルトムービー好き、10代は黙って見とけ。エル・ファニングが最高カワイイ！

★★★★★　まさにカルト映画

タイトルを見ただけではあまり見る気も起こらなかったが映画趣味の合う友人の勧めで鑑賞。いやぁ、タイトルに騙されました。2018年に日本公開されたアンダーザシルバーレイクもそうでしたがこの手のカルト系映画が増えてくれるのはありがたい。古い映画で言うとホーリーマウンテンや、CANDYのようなぶっ飛んだ作品が好きな人はハマると思う。逆に言うと人を選ぶので星4つにしたが個人的には星5つです。あと、劇中で使用されているオリジナルの楽曲がすごく良い。サントラもオススメです。

★★★★☆　こんなに前に作られた映画だったなんて驚き

エル・ファニング主演なので気になっていた。amazonprimeで『時計仕掛けのオレンジ』を見たばかりだったので、ああいう世界観が好きなので、気持ちよくぼーっと見られる作品でした。SF映画という感想が多いようですが、私には本当にこういうカルト教団がいるように思えました。演出でSF風に見せているのかも。本当に洗脳された当事者としてはこういう世界に見えているかもしれないし。そんな目線で見ても面白いと思いました。邦画タイトルをもうちょっと分かりやすく匂わせて欲しいので、星１つ削ります。

★★★★☆　エル・ファニングの魅力がいっぱい！

冴えないパンク少年エンと異性人の女の子ザンとのとても短い出会いと別れ。地球では全く赤ん坊と同じスタートだったザンがエンと一緒にいることで（地球人的に？）成長し恋もし、48時間で種の存続に関わる大きな決断を下すまでになる。ザンの惑星ではコロニー毎に趣きが違うのだが、まるでカルト教団のようなコロニーもあり（カルト教団に足を踏み入れたことはないが、そんな風に思わせてしまうのだ）結構ユニークで、それぞれ考えも違えば争いもあるというのはいずこも同じか。その中でひたすらぐるぐる回って踊っているのは既視感があるなぁと思ったのだが、『ワン・ゼロ』（佐藤史生：漫画です）の導入部でほんの一コマ描いてある場面だったのだ。かなり昔に読んだのに私の中で瞬時に繋がってしまうとは、この旋回ダンスはやっぱりカルトでSF的なんだろうか（笑）。本作はありがちな少年少女の恋を、少女を異星人にして描いているところがミソ。エル・ファニングが赤ん坊のように無垢で可愛い顔をしている。すこやかに伸びた長身、天真爛漫で自由な子供のようだ（実年齢も若くはあるが）。そして振り回されつつ何気に成長するエン。ちょっと汚い一瞬があったりするが（汚くても可愛いエル・ファニング）、変てこりんで結構笑えて少し哀しくていい作品だ。ラストシーンはエンへのギフトみたいなものだと思ったが、彼らは皆エンの子供なんだろうか？

★★★☆☆　パンク

いささか不思議な話ではあるけれど、宇宙人と地球人の交流をそれらしくなく描いた作品。初めはなんのことかさっぱりわからず、解釈が難しい作品だと思ったが、次第に制作サイドのメッセージがじんわりと伝わってくる。パンクといってはそれまでだが、この物語が現実の物語でもあるような気がするのは、私だけだろうか。

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