コメディー

アイス・プリンセス

物理の論文を書くためフィギュア・スケートの回転について調べ始めた女子高校生が、やがて自らも滑ってみるうちにスケートの才能を見出され、大学進学との狭間で葛藤する姿を描いた青春スポーツ・ドラマ

ストーリー:物理が得意な女子高校生ケイシー(ミシェル・トラクテンバーグ)。彼女はハーバード大学入学の奨学金を得るためのレポートとして、フィギュア・スケートの回転の分析を研究テーマに選んだ。そして、早速スケートリンクを訪れ、選手たちの練習風景をビデオカメラに収めていく。しかし、分析を続けていくうちに、彼女は自分も滑ってみたくなってしまい、スケートを習うことに。するとなんと、彼女はスケートの才能を見出され、やがて選手として成長していく。だが彼女の肩には、スケートか進学か、という将来の重い選択がのしかかってくることに・・・。

出演:ミシェル・トラクテンバーグ、ジョーン・キューザック、キム・キャトラル、ヘイデン・パネッティーア、トレヴァー・ブルーマス、カーステン・オルソン、ジュリアンナ・カンナロッソ、ミシェル・クワン、コニー・レイ、マーサ・マックアイサック

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ スケートの楽しさと過酷さ

教育さえあればいい暮らしができる!とやたらとはっぱをかけてくるシングルマザーに育てられた、オタクなガリ勉娘がカロリーナ・コストナーで、と現役選手におきかえて想像しながら拝見しました(笑)。ハーバード大学に奨学金つき特待生として入学するためにスケートを物理学の立場から研究。そのうち滑ることのオモシロさにめざめて、レポートを教授に売ったり(!)アルバイトに励んで寝る間も惜しんで滑る滑る滑る!ふだんの練習場所が家の前の凍った池、というのがアメリカならではですが(笑)。あの大スター、フィギュア界の生きた伝説ミシェル・クワンがカメオ出演(本人役で本人が出ること)してますが、競技会の解説役で出てきただけで大スター。さすがの貫禄です。ザ・女王。身内の汚い裏切りや「心理戦」と証する試合前のかけひきや競技にいかにお金がかかるか(スポンサーにトヨタがついた!で大笑い)等、裏事情や大人の事情がさりげなくちりばめられています。そして節制の厳しさ。夜遊び禁止、長電話禁止、お菓子禁止! 年頃の女の子にはまともに通学さえできないのはとても辛いことですよね。でも、やっぱり「好き」という気持ちでぶつかっていくのは素晴らしいことだと思います。スケートが好きな人ならどのシーンも頷けるのではないでしょうか。

★★★★☆ とても素敵な映画でした!

親の望む人生とは180度違うけど、情熱を傾けるものがあるのは幸せだ。親から猛反対され、断絶状態。それでも、自分の夢に向かって頑張るケイシーに引き込まれた。「女をひけらかすのはまずいけど、否定することはないのよ」頭の固い母親役がピッタリで、ジョーン・キューザックもいい感じ。一癖あるコーチ、シュリンプ嬢など個性的な登場人物も楽しかった。生き生きしたミシェルが素敵だし、気持ちのいい結末にキュンとしました。

作品の詳細

作品名:アイス・プリンセス
原作名:Ice Princess
監督:ティム・ファイウェル
脚本:ハドリー・デイヴィス
公開:アメリカ 2005年3月18日
上映時間:97分
制作国:アメリカ
製作費:2500万ドル
興行収入:2700万ドル
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