“笑い”と“恐怖”と“感動”のスペシャル・ミックス!
ゾンビのペット化がステータスとなった世界を舞台にしたホラーコメディ
ストーリー:過酷なゾンビ戦争に勝利した人間たちは、ゾムコン社が開発した調教首輪でゾンビを従順なペットとして、一家に一体(?)飼っていた。少年ティミーの家でも、ママの希望でゾンビを飼うことに。ティミーは、いじめっ子から助けてもらったのをきっかけに、ゾンビに「ファイド」と名付けて友達になる。だが、ファイドが隣人のお婆さんを食べてしまったことから、やがてとんでもない事件が巻き起こっていく・・・。
出演:キャリー=アン・モス、ビリー・コノリー、ディラン・ベイカー、クサン・レイ、ヘンリー・ツェニー、ティム・ブレイク・ネルソン、アーロン・ブラウン、ブランドン・オールズ、アレクシア・ファスト
★★★★★ 期待通り!
評価は分かれるかと思いますが、ゾンビ映画好きの私には発想も面白く満足のいく作品でした。
★★★★★ 大爆笑、そしてチョッピリハートフル
放射線が地球に降り注ぎ、ゾンビが大量発生。しかし、ゾムコム社が開発した首輪によって、今は人間と共存する世界に。ティミーと仲の良かったゾンビのファイドが近所のお婆さんを食べたことから大変なことに。街には野良ゾンビが大量発生!!笑いの中に愛があり、冒険があり、そして考えさせられるゾンビ映画?カナダの映画ですが、イギリス製作の『ショーン・オブ・ザ・デッド』に勝るとも劣らないファンタジーゾンビ映画です。お馴染みの『マトリックス』や『ショコラ』に出演していたキャリー・アンモス、『ラストサムライ』にも出ていたビリー・コノリーが出演しています。愛と勇気のファンタジーゾンビ映画の完成です。
★★★★★ 心がほっこり・・・。
ゾンビ映画をみて心がほっこりしました。ほっこりしたくて、繰り返しみてしまいました。レトロな町の中で、ゾンビと人間が共存しています。ゾンビは召使や、ペット(?)のような存在となり、人間の生活を手助けしているのです。しかし、従順なゾンビも時には凶暴化します・・・。老若男女、何時でも有事に備えて戦えるような訓練をしている、という世界設定。そんな中で芽生えた、ゾンビ ファイドとそのご主人様の友情。とっても心があったまります。家族の問題、ご近所さんとの問題、友達との問題、主人公の少年はファイドに助けられながら解決をしていきます★笑いどころも、突っ込みどころも、ホロッときそうな所も満載!!!おすすめです!今まで色々なゾンビ映画を見てきた皆様。観てみてください。「こんなゾンビもいるのかありかな〜〜?」と思えるはず。ゾンビ映画が嫌いな人もこれをみたらゾンビ映画が好きになるかも!1体ゾンビが欲しくなってくるかもしれません!!!!キモイゾンビがなんだかかわいくみえてきます。これがこの映画のマジックです★
★★★★☆ キャリー・アン・モスが出てます!
母さん役の女優さん綺麗ねー、と思ってたらマトリックスシリーズのトリニティのキャリー・アン・モスさんでした!50年代ファッションですごくきれい!最初気が付きませんでしたよ。舞台はゾンビ戦争で第2次世界大戦がなかったアメリカなんでしょうか。主人公の家に何気に漢字の掛け軸があったり、松の盆栽らしきものがあったり、あの世界では日本とアメリカが戦争してなかったのかな。ゾンビの扱いは人種差別的なものや、動物の誤った飼い方を連想させ、それに対する批判の暗喩なのかな、と思いました。家庭を顧みない男は見捨てられるぞ!というきついメッセージもあります。
★★★★☆ 豊かな気持ちになる
タイトル含め、コメディ系のノリで受け取られがちだが中身はアート系の作品だと思う。50年代を舞台にした設定が面白いし、キャスティングがまた絶妙だった。中でもキャリー・アン・モスは『メメント』や『レッド・プラネット』の時も感じたけど、ほんとに芸達者で、どんな役柄でも箔のある演技ができる人なんだと思った。カナダ産だからか、どこか湿り気があって、インテリな感じがあって、しかも「古き良き」と言われるアメリカ50年代をさりげなく小バカにしてる印象もあり、何かウケる。エンディングの切り方といい、あちらの方々のセンスの用途を羨ましく感じた。
★★★☆☆ 従来のゾンビ映画にはないハートフルな物語
従来のゾンビ映画はホラーに分類され、大抵は人を襲ったりするパニック映画なのですが本作はまるで違います。もちろん人を襲うという前提はありますが、それを制御し従わせることで平和に暮らそうとする世界観です。世間ではゾンビを飼うことが一般化されていますが、まだゾンビを1匹も飼っていない一家の少年が主人公です。その一家にゾンビ「ファイド」がやってきて少年と心を通わせるようになり、そのことでギクシャクした家族に変化が訪れる展開です。ところがある日ファイドの制御装置が故障し、隣人のおばさんを食い殺してしまいます。少年は必死にこの事実を隠そうとしますが果たしてファイドを庇い続けることができるのだろうか・・・。注目のポイントは世間体をやたら気にする母親の変化です。その様子は感動的だったり笑えたり・・ラストもスッキリしていて後味の良い仕上がりになっています。
★★☆☆☆ 人間の条件とは?
ゾンビも心や愛を持っていれば、それはゾンビではなく人間ですね、人間でも心や愛がない人は、ゾンビですよね、、ということを、明るく伝えてくれはりましたなぁ〜。この手のメッセージはロボットや怪物で描かれつくしていますが、ゾンビというのは新しいですね、しかも死人だし。でも、僕はあまり、、、この映画の雰囲気が駄目でした。すみません。
作品の詳細
作品名:ゾンビーノ |
原作名:Fido |
監督:アンドリュー・カリー |
脚本:アンドリュー・カリー、ロバート・チョミアック |
公開:カナダ 2007年3月16日、日本 2007年10月27日 |
上映時間:93分 |
制作国:アメリカ |
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