ラブ・コメディ

リトル・ロマンス

詐欺師の老人がたまたま口にしたいいかげんな伝説を真に受けてしまう子どもたちを描いた作品

ストーリー:パリっ子ダニエル(テロニアス・ベルナール)とアメリカ娘のローレン(ダイアン・レイン)はともに13歳。ベルサイユ宮殿で出会った彼らはたちまち意気投合するが、ローレンはアメリカに帰国しなければならなくなった。ふたりは、その前に”サンセット・キスの伝説”・・・ベネツィアにある「ためいきの橋」の下で、日没の瞬間にキスした恋人たちは永遠に結ばれる・・・を実行しようと決める。この伝説を教えてくれたジュリアス老人(ローレンス・オリヴィエ)とともにベネツィアに旅立つが大人たちは誘拐と勘違いして・・・。

出演:テロニアス・ベルナール、ダイアン・レイン、ローレンス・オリヴィエ、アーサー・ヒル、サリー・ケラーマン、デヴィッド・デュークス、アシュビー・センプル、グラハム・フレッチャー=クック、アンドリュー・ダンカン、クローデット・サザーランド


視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ピュアなラブストーリー

13歳の男女2人が永遠の愛を誓うために、1つの伝説を残すために旅をする物語。女優ダイアン・レインの映画デビュー作という事で興味があり、購入しました。当時13歳のダイアンは可愛いです。またこの映画に出てくる子役の子たちも大人顔負けの憎めない演技を披露していて、ジョージ・ロイ・ヒル監督は役者の演技(素)を引き出す天才だと感じました。私はこの映画でローレンス・オリヴィエの存在を知りました。愛を成就する子供たちの為に奔走するオリヴィエは紳士的でとても魅力的でした。走るシーンや自転車をこぐシーンがあるのですが、当時72歳のオリヴィエ。たくさん身体を動かしてよく頑張ったなと思いました。「リトル・ロマンス」は私の中で青春の1つになりました。私が13歳の時はこんな青春なかったし、反抗する勇気もなかったので自分もこの映画みたいに中学時代をもっと楽しく謳歌していればよかったなと思いました。本当に純粋な気持ちで見れる映画なので是非見てください。コーヒー飲みながら鑑賞するのもオススメです。

★★★★☆ 枯れた名優の味。

すっかり年老いたイギリスの名優、L.オリビエが、実に滑稽な詐欺師を演じていて楽しい。この映画ですっかり有名になった13歳のD.レインが、可愛らしくてとっても華奢で。でも声だけは大人びていた。詐欺師の作り話もまるまると信じて、ヴェニスのため息橋に急ぐ13歳のカップル。彼らの新鮮さと一途さが印象的で、つくづく二人の幸せを願わずにはいられなくなるのだ。G.ドルリューによる、ヴィヴァルディのマンドリン協奏曲をつかった音楽もよかった。

作品の詳細

作品名:リトル・ロマンス
原作名:A Little Romance
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
脚本:アラン・バーンズ
公開:アメリカ 1979年4月27日、日本 1979年7月14日
上映時間:109分
制作国:アメリカ、フランス
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