タイムループにはまった2人の若い男女を描いたSF青春ドラマ
ストーリー:同じ1日を繰り返している青年マーク(カイル・アレン)は、その理由も抜け出す方法もわからず、永遠と続く平凡な日常に飽き飽きしていた。そんなある日、見慣れた風景の中に見知らぬ同年代の女の子を発見する。声を掛けてみると、その女の子マーガレット(キャスリン・ニュートン)もマークと同じくタイムループにはまっていることが判明。初めて話題を共有できる相手を見つけて喜ぶマークは、街で起こる小さな“奇跡”を彼女と一緒に集め始めるが・・・。
出演:キャスリン・ニュートン、カイル・アレン、ジャーメイン・ハリス、アンナ・ミカミ、ジョシュ・ハミルトン、クレオ・フレイザー、ジョージャ・フォックス、アル・マドリガル
★★★★★ とても温かく素敵な作品でした
何度も繰り返される日々、最初は色々なことをしますが、終盤で、マークが他人を思いやることに気づき、自分の行動を変化させ、同じ日の中に新しい小さな幸せを作り出していくシーンがとても印象的でした。たくさんの感動をありがとうございます。
★★★★★ 最後にすべて失うとしても手に入れたものには価値がある
マーガレットのお母さんは登場するシーンが終盤のほんの少しだけだったが、とても心温まる言葉を残してくれた。その言葉を表すように、身の回りで起こった奇跡をすべて集めることで時間が前に進むようになる。物語は終盤までずっとマーク目線で進み、視聴者も(おそらく)彼自身もマークが主人公だと思っていたが、時間を止めたくて、止まった時間の中での経験が必要な真の主人公はマーガレットだった。ということにマークが気づいた後、それまでずっと映されなかったマーガレットの1日の始まりから、マーガレット目線で物語が進行するのが面白かった。エンドクレジットでもマーガレットの名前が一番最初にあるため、これは最初からマーガレットの物語だったということになる。
★★★★☆ 私は好き
タイムループものは何か大きなミッションを背負っていたりするけど、この映画は特にそう言ったことはなく、日常をループしている。昨日と違うところに行けばそこで起こっていることを確認しに行けるし、昨日と同じところに行けば同じことが起こる。昨日と同じ物事に干渉すれば少し違った今日になる。特に変化がないからこそ、観ていて飽きない。ラストはちょっと微妙だったけど、それでも雰囲気で楽しめました。
作品の詳細
作品名:明日への地図を探して |
原作名:The Map of Tiny Perfect Things |
監督:イアン・サミュエルズ |
脚本:レヴ・グロスマン |
公開:2021年2月12日 |
上映時間:99分 |
制作国:アメリカ |
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