顧客に人生最大の恐怖を提供する会社「FEAR.INC(フィアー・インク)」によって命懸けのゲームに巻き込まれた若者たちの運命を描き、トライベッカ映画祭をはじめ世界各地の映画祭で話題を呼んだホラー!
ストーリー:ホラー映画が大好きな青年ジョー(ルーカス・ネフ)は、ひょんなことから恐怖提供会社フィアー・インクの存在を知る。ジョーがフィアー・インクに連絡したことから、ジョーと恋人リンジー(ケイトリン・ステイシー)、友人ベン(クリス・マークエット)とその妻アシュリー(ステファニー・ドレイク)は、恐ろしいゲームに巻き込まれていく・・・。
出演:ルーカス・ネフ、ケイトリン・ステイシー、クリス・マークエット、ステファニー・ドレイク、マーク・モーゼス、ナオミ・グロスマン、パトリック・レナ、リチャード・リー、アビゲイル・ブレスリン
★★★☆☆ 良くはないが悪くもない
ホラーのようなブラックコメディ映画。若干アホなホラー映画大好き主人公。大金持ちの恋人の家に居候し、自由気ままでラブラブなニート生活を満喫していたある日大金と引き換えに最高の恐怖を味わわせてくれる会社フィアー・インクに依頼をして・・・という話。有名ホラー(ソウやらスクリームやら)の「これあの映画で観たわ~」的な方法で殺人が始まり(もちろん主人公は演出だと思っている)主人公が無邪気にキャッキャッと大喜びするさまは、ホラー好きなら若干の共感を覚えるかもしれない。アホなダメ人間だが憎めない感じの主人公と、なぜかそれにベタ惚れな美人で若く大金持ちの恋人。更に友人夫婦も巻き込んで騒動は拡大していく。意外性は少なくグロ度は中途半端。ホラー好きであれば先が読めるような内容なので恐怖は薄いが「この後ああなるんだろ?」と考えたとおりに話が進んでもそれほど退屈しない安定感はある。コメディにもホラーにも、ブラックコメディにも振り切れておらず全部が中途半端なので笑えばいいのか怖がればいいのかよくわからない。が主人公同様、アホだけどなぜか嫌いにはなれない、そんな映画。ある人物が「You’re a Disease and I’m the Cure(お前は病気だ そして俺が薬だ)」というコブラのセリフを「お気に入りの映画のセリフ」として引用する。確かにピッタリだけどなぜそこで、そのタイミングでホラー映画以外からの引用なのかwこういうユルさ?を楽しめる人向けかもしれない。ホラー映画好きが期待せずに観れば、ほどほどに楽しめると思う。
★★☆☆☆ 期待はずれ
人を驚かすのが好きなちょっとアホでお金はある主人公が、周りの反対を押し切り怪しいドッキリ会社に依頼してしまうというストーリー。巻き込まれる4人の男女はホラーでよくあるウェーイ系のグループ。有名なホラーのパロディも出てくる展開や主人公の性格で序盤〜中盤はコメディ乗り。しかし段々と不穏な空気が流れ始めるというものなのだが、正直後半も全然怖くない、ラストの展開も視聴者を驚かせようとしているのだが、特に意外性がない。コメディ乗りも悪くなかったがグロさや恐怖などがもっと欲しかった。
作品の詳細
作品名:フィアー・インク |
原作名:Fear, Inc. |
監督:ヴィンセント・マッシェル |
脚本:ルーク・バーネット |
公開:アメリカ 2016年10月21日 |
上映時間:91分 |
制作国:アメリカ |
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