ダコタ・ファニング主演による愛とユーモア溢れるハートフルストーリー
ストーリー:『スター・トレック』が大好きで、その知識では誰にも負けないウェンディ(ダコタ・ファニング)の趣味は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くこと。自閉症を抱える彼女は、ワケあって唯一の肉親である姉・オードリーと離れて暮らし、ソーシャルワーカーのスコッティ(トニ・コレット)の協力を得てアルバイトも始めた。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、渾身の作を書き上げるが、もう郵送では締切に間に合わないと気付き、愛犬ピートと一緒にハリウッドまで数百キロの旅に出ることを決意する。500ページの脚本と、胸に秘めた“ある願い”を携えて・・・。
出演:ダコタ・ファニング、トニ・コレット、アリス・イヴ、リヴァー・アレクサンダー、パットン・オズワルト、マーラ・ギブズ、マイケル・スタール=デヴィッド、ジェシカ・ローテ、ジェイコブ・ワイソッキー、ローラ・イネス
★★★★★ ホンワカとなれます
主人公を応援したくなります。シナリオのお手本のようなお話です。カーチェイスやCGのロボットなしでも面白いお話は作れるよというお手本。もちろんダコタ・ファニング、トニ・コレットの名演あってこそです。犬のピートもカワイイ。疲れた時にホンワカとなれます。Please Stand By !
★★★★☆ スタートレックと自立のロードムービー。
自閉症の女の子、スタートレックのシナリオコンテストの期日に間に合わせるために、1人、シナリオを手にロサンゼルスのパナマウント映画に向かう。その道中すったもんだ。自閉症の人が云々を抜きに見て、十分面白い映画。ロサンゼルスへの道を進めるうちに自立して行く彼女。自分の事を任せてもらえなかった。まわりは何もできないと思っていたと言う背景。彼女の自制とコミュニケーション能力が格段に上がって行くのが、そううまく行くかしら?と思わせる所。自分でやらせてみて下さい、見守って下さい。チャンスを与えて下さい・・・とした、メッセージであろう。
★★★★☆はじめてのおつかい
自閉症の女性がコントストに応募するシナリオを間に合うように届けるためLAへと旅するロードムービー。ダコタ・ファニング演じるこの主人公が『スター・トレック』ファンという設定だったので、このSFを観たことがない私にわかるかどうかが気がかりだったのだが、まったく問題なくおもしろく観ることができた(もちろん知っていた方がより楽しめには違いないだろうが)。日テレの『はじめてのおつかい』を大人版にしたような映画で、ずっとハラハラし通しだった。惜しいのは、ラストがあっさりしていること。もう少し姉妹のドラマが描かれれていれば、なお良かった。
★★★☆☆ 自閉症ヒロインのプチロードムービー
ロード・ムービーではあるが、自閉症のヒロインが一人でコンテストに原稿を持っていくと言う行為が、本人の精神的な独立とダブらせて描かれる。良くある展開ながらあまり大袈裟な善人を並べることもなく、変にドラマティックに仕立てなかった分、サッパリと気持ちの良い作品になっている。ただこの脚本が「スタートレック」と言うことなので好みが分かれるかもしれないし、せっかくパラマウントまでロケしてるんだから、なんかサプライズでもあれば良かったのに!そしてダコタ・ファニング。久々で演技力はあるが子役時代から見ると普通の女性で今後は美人ヒロインという感じではないかな。
作品の詳細
作品名:500ページの夢の束 |
原作名:Please Stand By |
監督:ベン・リューイン |
脚本:マイケル・ゴラムコ |
公開:アメリカ 2018年1月26日、日本 2018年9月7日 |
上映時間:93分 |
制作国:アメリカ |
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