ドラマ

遠い夜明け

アパルトヘイト政策下の南アフリカの実態を、リチャード・アッテンボロー監督が映画化したドラマ

ストーリー:   南アの新聞社編集長のドナルド・ウッズ(ケビン・クライン)は、黒人運動家スティーヴン・ピコ(デンゼル・ワシントン)と交流を持つようになり、反アパルトヘイトの意識に目覚めるが、やがてピコは投獄され、拷問の末に帰らぬ人となる。権力の矛先が自分にも向けられていると察したウッズは、家族を連れて南アからの脱出を図る・・・。

キャスト:ケヴィン・クライン、デンゼル・ワシントン、ペネロープ・ウィルトン、ケヴィン・マクナリー、ジョセット・サイモン、ゼイクス・モカエ、ジョン・ソウ、ジュリアン・グローヴァー、ティモシー・ウェスト

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 息子に見せる為に購入

南アのアパルトヘイトについて、息子に見せるために購入。当時は、南ア産の製品の輸入規制がされていました。国連の役割の必要性の勉強にもなりますね。

★★★★★ 未知に挑む

人種差別が当たり前の時代を背景に、彼が如何に立ち向かったのか?教示がある。

★★★★★ 正義はあきらめずに守るべきもの

差別する側はいつもどこでも横暴で自由奔放、差別に反対するほうは命がけ、それでも正義を貫く人たちがいるから、世界は動き、変わっていくのですね。「歩みは遅くてもあきらめてはいけない」アパルトヘイトと比べたら他愛ないかもしれないけど、正義が統治者によってゆがめられることも多い。「あきらめず正義を貫く」側にいつもいることが大切だなと思いました。

★★★★★ アパルトヘイトと同時進行の歴史に残る映画

今から30年近く前の英語で、同時進行でアパルトヘイト政策は続けけられていた。この映画のすごいところはアパルトヘイト政策実行中に制作したことであろう。学校の教科書や新聞記事よりはるかにインパクトがあった。

★★★★☆  ラストのテロップ

アパルトヘイトに立ち向かった黒人指導者と彼に共鳴した白人新聞記者。前半は問題に対峙する様子が中心、後半は新聞記者が問題を訴えるために家族と国外脱出する様子が中心。国外脱出した後どのように問題を訴えていったのか気になった私にとって、若干脱出劇がこりすぎで長い印象を受けてしまった。監督が「大脱走」で脱走を指揮する人物を演じていたことは有名だが。 にしてもラストのテロップには非常に深い余韻を与えられた。かの有名なアパルトヘイト政策廃止までにどれだけの理不尽な犠牲があったのか。静かに心に訴えるものになっている。デンゼル・ワシントンは力強い眼差しがとても印象的で、こういった信念を持った役がとてもよく似合うと思った。

★★★★☆ アパルトヘイトをめぐる憎しみの実話

87年の制作なので、アパルトヘイト撤廃前に作られた、そしてこの原作となった実話はそれ以前ということになります。その勇気を称えるとともに、日本ではマンデラ大統領ぐらいしか知られていないアパルトヘイトの時代のすさまじい憎しみ、そして汚い手口。それだけでも見て伝えられることはたくさんあると思いました。

作品の詳細

作品名:遠い夜明け
原作名:Cry Freedom
監督:リチャード・アッテンボロー
脚本:ジョン・ブライリー
公開:アメリカ 1987年11月26日、日本 1988年2月27日
上映時間:157分
制作国:イギリス
製作費:2900万ドル
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