殺人事件の審議を巡る陪審員達の手に汗握る法廷劇の傑作!
ストーリー:不良少年が父親を刺殺したとされる事件で、ニューヨークの法廷に集められた12人の陪審員。状況は少年の犯行を示し、暑さの中で疲れはてた一同は陪審員室で早く帰宅したがるが、満場一致でなければならない投票は11対1。ただ1人、陪審員8番の男だけが、少年を有罪とするには疑問が残るという。他の陪審員は8番を説得しようとそれぞれ有罪を確信した理由を説明するが、その都度8番は別の観点からそれらが明白でないと指摘する・・・。
出演:ヘンリー・フォンダ、リー・J・コッブ、エド・ベグリー、E・G・マーシャル、ジャック・ウォーデン、マーティン・バルサム、ジョン・フィードラー、ジャック・クラグマン、エドワード・ビンズ、ロバート・ウェッバー、ジョージ・ヴォスコヴェック、ジョセフ・スィーニー
★★★★★ 舞台劇なのでは
ストーリーの緻密さから一部屋の殺風景さは感じられず、推測とそれを確信にしていく。見るうちに引っ張られ情景までも見えるような感覚になる。役者も上手いが上手に小道具を使う。ナイフの部分は解っていてもハラハラ。何で見ても優れたものは見飽きない。ヘンリー・フォンダ始め役者が良い味を出している。アメリカ人の人の意見を尊重するが納得するかしないか自己判断の独立性は考え方の多様性の理解の参考になった。白黒の映像が際立っている。カラーでは無い事がかえって引き寄せられる。
作品の詳細
作品名:十二人の怒れる男 |
原作名:12 Angry Men |
監督:シドニー・ルメット |
脚本:レジナルド・ローズ |
公開:1957年4月10日 |
上映時間:96分 |
制作国:アメリカ |
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