ドラマ

ライセンス・トゥ・キル

訴える側と訴えられる側の心情を見事に描き出したヒューマンドラマ

飲酒運転致死という、日本でも注目度の高い話題をテーマにした作品

ストーリー:高校を優秀な成績で卒業した少女リネット。彼女には明るい未来が待っているはずだった。しかし飲酒した男トム・フィスクが運転する車と衝突。病院に運ばれるも、手当の甲斐もなく彼女はこの世を去った。リネットの父ジョンは、トムへの復讐を誓う。傷心の妻ジュディスを顧みず、何度も法廷へ足を運ぶジョン。しかし担当検事のソーヤーは裁判の延期を主張するばかり。イライラが募るジョンだった。ジュディスはしばらく家事を放棄するほど落ち込んでいた。家を空けることの多かったジョンも彼女へ歩み寄り、ふたりで裁判の日を迎えることに。果たして判決は..・・・?

キャスト:ジェームズ・ファレンティノ、デンゼル・ワシントン、ペニー・フラー、ドン・マレー、ミリー・パーキンス、アリ・マイヤーズ、クリスティン・ヴィガード、ジョージ・マーティン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 「殺しのライセンス」からイメージするスパイものではない

飲酒運転について深く考えさせられる映画である。飲酒運転によって将来のある女子高生の命を奪った事件を巡る物語を丁寧に追った米国TV映画。地方検事役のデンゼル・ワシントンは主演ではなく、敢えて主演をあげるとすれば女子高生の父親役のジェームズ・ファレンティノであろう。飲酒運転による殺人は、米国において23分ごとに起きているとのこと。日本においても今も重大問題である。最後の裁判長による判決の言い渡しが、今まで見た法廷映画の中で最も毅然として気高かった。

作品の詳細

作品名:ライセンス・トゥ・キル 殺しのライセンス
原作名:License to Kill
監督:ジャド・テイラー
脚本:ウィリアム・J・シュワルツ
公開:1984年1月10日
上映時間:96分
制作国:アメリカ
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