『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督が、歴史的な音楽の祭典「ウッドストック・フェスティバル」開催までの波乱に満ちた裏舞台を描く青春映画
ストーリー:うだつの上がらない青年エリオット(ディミトリ・マーティン)は、別の町で開催予定だった「ウッドストック」が住民の反対によりキャンセルされたことを知り、町おこしのために地元への誘致を働きかける・・・。
出演:ディミトリ・マーティン、イメルダ・スタウントン、ヘンリー・グッドマン、ケリ・ガーナー、エミール・ハーシュ、ケイトリン・フィッツジェラルド、ジェフリー・ディーン・モーガン、メイミー・ガマー、ジョナサン・グロフ、キャサリン・ウォーターストン、ユージン・レヴィ
★★★★★ ウッドストックに興味がある人、必見!
『ウッドストックフェス』が実現するまでの実話に基づいた舞台裏を描いた作品。主人公の描かれ方など、おそらくそれなりに脚色はあるだろうと思うが、それをさしひいても奇跡的な偶然が重なった結果が歴史的なイベントを産んだことがよくわかり大変興味深い。また、主人公一家、取り巻く登場人物のヒューマン・ドラマとしても見応えがある作品になっており、フェス絡みのことにばかり気を取られながら一回見た後、少ししてからそのドラマ部分が気になってしょうがなくなってきて、間を大分開けて2度目のレンタルをして再度見直しました。
★★★☆☆ 裏方たちのウッドストック
出演者視点ではなく、ウッドストックを誘致した片田舎の若者たちを描いた映画。ミュージシャンの演奏シーンなどは一切なし!ところどころ『?』と思う所はあるものの町おこしの一環として誘致に奔走する若者たちを観ているのはおもしろい。しかし、おもしろいのは誘致に成功し、いよいよ開催するというところまで。開催後はだらだらとした印象で、特に何の進展もない。「さぁ、ウッドストックがはじまる!!」という終わり方で良かったのではと思う。開催までの胸躍るわくわく感を、もっと丁寧に描いて欲しかったかなぁ。しかしヒッピーたちが大挙して訪れるシーンは圧巻である。
作品の詳細
作品名:ウッドストックがやってくる! |
原作名:Taking Woodstock |
監督:アン・リー |
脚本:ジェームズ・シェイマス |
公開:アメリカ 2009年8月28日 |
上映時間:120分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3000万ドル |
興行収入:1000万ドル |
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