“世界で最も美しい詩”を生み出した英国詩人ジョン・キーツの儚くも美しい愛の物語
ストーリー:1818年、ロンドン郊外のハムステッドで詩人としての才能を開花させ始めた若者ジョン・キーツ(ベン・ウィショー)は、居候先の隣人で、ブローン家の長女ファニー(アビー・コーニッシュ)と出会い、輝くばかりの美しさに次第に惹かれてゆく。繊細なキーツを優しく包み込むファニーとの純愛は彼を詩人として成長させるが、ある日、彼は結核を患ってしまい・・・。
出演:ベン・ウィショー、アビー・コーニッシュ、ポール・シュナイダー、ケリー・フォックス、トーマス・サングスター、クローディー・ブレイクリー、アントニア・キャンベル=ヒューズ、アマンダ・ヘイル
★★★★★ 心洗われる美しい映画
落ち着いた、絵画のように美しい情景を背景にしながらキーツとファニーの切ないけれど確かな純愛を描いています。静かに流れていくストーリーですが、ふたりの心の動きに感情を任せているとその思いに心動かされ、最後には涙がこぼれました。ベン・ウィショーの演じるキーツにはまるで本人が宿ったかのようでインタビュー映像のなかにある、ベンは天からの贈り物だという表現も納得のいくものでした。演技力については改めて語るまでもないたいへんな実力派俳優さんではありますが、この難しい役も見事なまでに表現されていて流石と唸らされます。ファニーも、健康的な美しさがキーツとの対比をなしていて、恋の切なさをよく演じておられたと思います。見終わったあとにもじんわりと余韻が残る、良作でした。
★★★★☆ さすがウィショーさん
ベン・ウィショーの文学的かつ哀愁漂う雰囲気がキーツ役に見事にハマっていました。主演の女優さんも頑固さと可愛らしさのバランスが素晴らしかったです。映像も、イギリスの美しい自然が舞台とあってとても素敵です。プラトニックラブが素敵な作品でした。キーツの詩集を読んでみたくなりますよ。
作品の詳細
作品名:ブライト・スター いちばん美しい恋の詩 |
原作名:Bright Star |
監督:ジェーン・カンピオン |
脚本:ジェーン・カンピオン |
公開:イギリス 2009年11月6日 |
上映時間:119分 |
制作国:イギリス、フランス、オーストラリア |
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