ユアン・マクレガー主演による甘く危険なラブロマンス
ストーリー:17世紀末の英国。裕福な領主トーマス(ピート・ポスルスウェイト)は自らの富と妻のジュリアナ(グレタ・スカッキ)の美貌を誇示するために庭園を建設するため、青年メナー(ユアン・マクレガー)を庭園のデザイナーとして雇う。妻ジュリアナは、庭園よりも、情熱的でハンサムな彼に関心を抱くようになる。一方、メナーは不思議な能力を持つジュリアナの娘テア(カルメン・チャップリン)に惹かれていく。野望と陰謀を孕みつつ造園計画は着々と進行していくが・・・。
出演:ユアン・マクレガー、ピート・ポスルスウェイト、グレタ・スカッキ、カルメン・チャップリン、リチャード・E・グラント、ドナル・マッキャン、チャーリー・ブアマン、ジェラルド・マクソーリー
★★★★☆ エキセントリックな映画
領主夫妻の娘テア役のカーメン・チャップマンの怪演ぶりには脱帽です。主人公のユアン・マクレガーの影が薄くなるほど、印象的です。 テアが出てくるシーンの度、ぞくぞくする。彼女は決して美人じゃないのに、エキセントリックな魅力があって、女の私をも惹きつける。強力な引力を感じた。サスペンスとしてはB級。でも、庭園の美しい映像、ユアンの美貌、カーメンのエキセントリックな演技、彼女が紡ぐ神秘的な言葉の数々……これだけでも、視聴者を魅了するのでは、と思います。まあ、ハリウッド映画のような派手さがないので、退屈と感じる方も多いかもしれませんが。海で本を投げるシーンは秀逸!レンタルで一度見た後、カーメンの演技を何度も見たくなってDVDを買ってしまいました。
作品の詳細
作品名:悪魔のくちづけ |
原作名:THE SERPENT’S KISS |
監督:フィリップ・ルースロ |
脚本:ティム・ローズ・プライス |
公開:1997年5月14日 |
上映時間:104分 |
制作国:イギリス |
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