“部屋”ら脱出した母と息子。衝撃と感動、その先にあるものとは!?
ラストの瞬間まで怒涛のように押し寄せる、心を射抜く台詞と、己を見失うほど感情をかき乱す登場人物たちの選択。─生涯忘れられない劇的な体験へようこそ
ストーリー:小さく狭い[部屋]で、5歳の誕生日を迎えたジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)。ママ(ブリー・ラーソン)は、「この部屋の外にも世界があるの」と話はじめた。閉じ込められてきた[部屋]で生まれ育ち、[部屋]以外を知らない息子に、本当の[世界]を見せるため、脱出計画を図るママ。息を殺して望む計画は、果たして成功するのか?そしてその先にある、衝撃の[世界]とは・・・。
出演:ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョアン・アレン、ショーン・ブリジャース、ウィリアム・H・メイシー、トム・マッカムス、アマンダ・ブルジェル、ジョー・ピングー、キャス・アンヴァー、ランダル・エドワーズ
★★★★★ 子供の感性
物語を語る上で、映画としてのけれん味は一切足さず、驚かしやトリックもない。ただただ人物の細かい気持ちの移り変わりや反応に完全にフォーカスした作りで、心を掴まれるほどのリアルがある。子供の感性の描き方があまりに凄すぎて、映画が終わった後も、この子の今後の幸せを願いたくなるような作品。
★★★★★ ただ怖くて悲しい話ではありません。
気になっていた映画でしたが、暗い内容が予想されるので見るのを躊躇っていました。実際に見てみると、もちろん監禁されていた親子の話なので、明るい話ではありません。ですが、母と子それぞれの愛情が見えて良い映画でした。「ママも”へや”にサヨナラして」この一言に全ての答えが詰まっているような気がしました。外の世界を見て、感じて、きっとママの葛藤を敏感に感じ取り、ママに必要なことを自然としていたような気がします。子供はすごい。子供のパワーが母親を救ってくれるのだなと感じられる映画です。
★★★★☆ サスペンス、スリラーが好きな人は必見
前半は誘拐された女性が監禁部屋で産んだ息子と共に脱出を目指すスリラーとして見れなくもないです。しかし丁度半分、誘拐犯と監禁部屋からの脱出に成功した「その後」こそがこの映画の本編なのです。急激な環境の変化と改めて認識する恐怖のショックからも冷めやらぬ中で「ショー感覚」のマスコミや世間に追い打ちをかけられもっと酷い心の傷を負うというのはよくある話。サスペンスやスリラーから一命をとりとめてもそこでエンディングではありません。本当の危機、本当に辛く大変なのはその後なのです。
作品の詳細
作品名:ルーム |
原作名:Room |
監督:レニー・エイブラハムソン |
脚本:エマ・ドナヒュー |
公開:アメリカ 2015年10月16日、日本 2016年4月8日 |
上映時間:118分 |
制作国:アメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド |
製作費:1300万ドル |
興行収入:3600万ドル |
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