銀行強盗を命じたセレブと、真相を追う保険調査員。スリリングな駆け引きの果てに笑うのは?
ストーリー:危険な冒険に魅せられているセレブ紳士のトーマス・クラウン(スティーブ・マックイーン)は、かねてより計画していた銀行強盗を初顔合わせの男たちに命じ、見事に成功。その後、銀行が加入していた保険会社の調査員ビッキー(フェイ・ダナウェイ)は、マローン警部補と協力して調査を行ううち、トーマスを犯人と睨むようになるものの、同時に彼に心惹かれてしまう。一方クラウンは、再び銀行を襲って南米に逃れる計画をビッキーに打ち明けた後、その計画を実行に移すのだが・・・。
出演:スティーブ・マックイーン、フェイ・ダナウェイ、ポール・バーク、ジャック・ウェストン、アディソン・パウエル、ヤフェット・コットー、ゴードン・ピンセット、アストリッド・ヒーレン、キャロル・コーベット、ブルース・グローヴァー
★★★★★ スピード感、カメラワーク、寂しさ
マックイーンの最高の作品ではないかと個人的には思っています。リメイク版もありましたがやはりこちらの方が好きです。
★★★★★ まさに「華麗」
とにかくお洒落、スタイリッシュ。主題歌も素敵だし、画面分割はスピード感があり効果抜群。マックイーンの仕草の一つ一つが絵になっている。受話器を置く時くるりと回すのがかっこいい。フェイ・ダナウェイもそれに負けないくらいお洒落。二人がチェスをするシーンでは、心理的駆け引きが見事にカメラワークや編集で表現されている。ラストもすごく粋。まさに「華麗」。
★★★★☆ ルバン三世を思わせるような軽快な泥棒物語
期待をせずに見たのですが、ストーリー展開もよく、フェイダナウェイとのやり取りも面白い。軽快な楽しめる映画です。マックウィーンの通常の硬派な映画とは違うのですが、いい意味でやられた!!という感じがした映画です。
作品の詳細
作品名:華麗なる賭け |
原作名:The Thomas Crown Affair |
監督:ノーマン・ジュイソン |
脚本:アラン・R・トラストマン |
公開:アメリカ 1968年6月19日、日本 1968年6月28日 |
上映時間:102分 |
制作国:アメリカ |
製作費:430万ドル |
興行収入:1400万ドル |
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