ドラマ

タクシードライバー

ニューヨークの街を流すタクシードライバーの孤独と絶望と狂気を描いた、ロバート・デ・ニーロ主演で贈る傑作ドラマ

ストーリー:タクシードライバーとして働く帰還兵のトラビス(ート・デ・ニーロ)。戦争で心に深い傷を負った彼は次第に孤独な人間へと変貌していく。汚れきった都会、ひとりの女への叶わぬ想い – そんな日々のフラストレーションが14歳の売春婦との出逢いをきっかけに、トラビスを過激な行動へと駆り立てる! !

出演:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ジョディ・フォスター、ハーヴェイ・カイテル、ピーター・ボイル、アルバート・ブルックス、レナード・ハリス、ジョー・スピネル、ダイアン・アボット

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 音楽が最高

頻繁にバックに流れるテーマ曲があってこそこの映画はいきている。音楽と映像が絶妙に計算されている引き込まれるような作品です。若きロバート・デ・ニーロのニヒルな正義感はアメリカ大都会の浪人侍のようで魅力的。

★★★★★ 歪んだ愛と正義

主人公は汚れたニューヨークに憤るベトナム帰りのタクシードライバー。少女売春婦を更正させようと必死に説得するも上手くいかず選挙事務所で働く「天使のような女性」に一目ぼれするも、初デートでポルノ映画に連れて行き振られたことでついにぶち切れる彼女の職場に怒鳴り込んだ挙句、副大統領候補の暗殺計画を立てるも失敗。ホテルに乗り込み少女売春婦のポン引きと血みどろの銃撃戦を繰り広げ、なぜか少女を救ったヒーローに。この作品のデ・ニーロ以上に狂人を演じきった役者はいないのではないでしょうか。目の奥が狂気に満ちており彼が映るたびゾッとします。

★★★★★ 観てよかった!(100万の可能性)

人生の中の120分をこの映画を見る時間に費やしてよかった、と思えるような映画。久しぶりに観たけれどこれまでの記憶を完全に塗り替える面白さ、気持ちの良さで、観た後の気持ちがなんともいえずに良い。背景はベトナム帰還兵をテーマとしたよくあるものだが、この映画のスタイル・語り・不自然なカメラワークといったいわゆる「手法」が本当に効果的でよくあるようなレトリックに微塵も陥っていない。欲望が先んじたゆえのそういう思い切りの良さや冒険がまさにばっちり嵌った映画でもある。解釈は自由。彼はほんの些細なことで方向転換させられたが(外的要因によって)それにより社会的に賞賛されあくまで結果的にだが他者に愛され認められる存在になることができた。もしも大統領候補の暗殺に成功していたらまるで正反対の結果になっていた。そういうちょっとした運のようなもので1人の同じ人間がどうとでも変わり得てしまう。100万の転びようがあった。が、このような結末に・・・。「運命」のひとことで片づけたくないものをカメラに収めたこの作品。観終わった後の気持ちの良さを約束してくれます。

★★★★☆ 現代にも通じる孤独な若者の姿を描いた名作

公開当時にも映画館で観た話題作でした。当時はベトナム戦争から帰還した若者の苦悩が背景にあったように思います。しかし今日見ても充分新しいテーマだと思いました。特に現代日本でも起きている理解しがたい犯罪の背景にある孤独感と社会の閉塞感をこの映画にも感じることが出来たのは私にとっても新鮮な驚きです。

★★★☆☆  病的中二病

あらすじを見てレオンのような作品なのかと思って見た自分が間違っていましたね。なんでこの作品がこんなに評価が高いのかよくわかりませんでした。高い評価は昔みたからの補正が入っている方が多いのかなとも思いましたが、私はこの作品の良さはわかりませんでした。

★★★☆☆ ツッコミどころは多い。

一番気になったのは、娘の目の前で悪人を撃ち〇してくれてたおかげで、平和な日常が戻ってきましたありがとうっていう展開。他にも初デートでポルノ映画を見せて振られて逆切れとか、いきなりモヒカンとかツッコミどころがおもしろい映画だった。

作品の詳細

作品名:タクシードライバー
原作名:Taxi Driver
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ポール・シュレイダー
公開:アメリカ 1976年2月8日、日本 1976年9月18日
上映時間:114分
制作国:アメリカ
製作費:190万ドル
興行収入:2800万ドル
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