ラブ・コメディ

スパニッシュ・アパートメント

おとな100歩手前の爽快青春エンターテイメント!

ストーリー:パリで暮らすグザヴィエ(ロマン・デュリス)は、卒業を来年に控えた大学生。彼の悩みは目下、就職。かつては作家に憧れていた彼だったが、現実はそうも行かなく、父親のコネを使ってお役所の面接を受けてみることに。そこでスペインへの留学を勧められたグザヴィエは、バルセロナへの1年間の留学を決意する。期待と不安、恋人マルティーヌとのしばしの別れ・・・。様々な思いを胸にバルセロナへ降り立ったグザヴィエは、国籍も性別もバラバラの6人の学生が暮らすアパートでの同居生活を始める。そして、様々な文化が奇妙に調和するこの混沌としたアパートで、グザヴィエは初めて本当の人生に向け“離陸”する・・・。

出演:ロマン・デュリス、ジュディット・ゴドレーシュ、オドレイ・トトゥ、セシル・ドゥ・フランス、ケリー・ライリー、ケヴィン・ビショップ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ メルティングポットなアパートメント

ヨーロッパ各国の国民性が溶け込んだバルセロナのとあるアパートメント。学生生活を違う文化的バックグラウンドを持った仲間たちと過ごすのはホント素敵です☆学生時代っていう限られた一瞬を、学生の集まった一フラットという限られた場所で繰り広げられるドラマなのに、そんな限定された感じをさせないのは、監督の描き方が上手なんだなって思います。私自身もイギリスで学生生活を送り、フラットではないけど、大学の寮にたくさんの違ったバックグラウンドを持つお友達と生活を共にしていたので、この映画には特別な思い入れがあります。イギリス留学する前にこの作品を見て、フラットシェアに憧れ、ほんとその通りの生活を自分も経験できたので、やっぱり、この作品を観る度にいろいろ思い出します。ヨーロッパ留学経験者や、今から留学をしようと思っている人はぜひぜひこの映画を観てみてください。きっといい雰囲気を味わえると思います。

★★★★★ 青春!

映画館で観てきましたが、とにかく良かったです。こんな映画は久しぶり!この映画を観て、ヨーロッパ内で留学をする人が増えたとか。確かにそんな気持ちにさせてくれる映画です。エラスムス計画という、ヨーロッパの大学の結束と人の交流促進のために設けられた交換留学生制度がでてくるのが特徴です。特に若い人には、かなり刺激になるのではと思います。「アメリ」のオドレイ・トトゥも出演しています。単館上映で気軽に観ることのできない作品でしたが、一見の価値はあると思います。フランス・スペイン合作映画なのですが主人公がフランス人なので、フランス語が主に使われています。この映画を観ると、改めて英語は国際語なんだなと思えます。気持ちを前向きにしてくれる素敵な映画です。

★★★★☆ もう一度もどれるのなら

そうそう、こんなんだった。留学前の不安も、右も左も分からなくて会う人すべてに助けを求めていた留学初期の頃も、少しづつ慣れてくるにつれて遠くなる故郷への距離も。毎日が新しくて、不安定で。恋のようなものがあり、別れのようなものもあり、いい人のような人に出会い、悪い人のような人にぼろかすにいわれ、すべてがぼやっとしていて、そして混沌としていて。既存の自分はぶっ壊されるから、また1からもう一度新しい自分のアイデンティティーをつくりあげていかなくちゃいけなくて。それが留学っていうやつなんじゃないかなあ。この映画はそれをほんとにリアルに表現している。ルームメイトたちとの奇妙な生活での、国も言葉も文化も違う他人同士なのにファミリーのような妙な安心感漂う空気までもすべてが映画とは思えないほどリアル。留学経験のある人はきっとみんなこの映画であの愛おしい日々をもう一度体験できるはず。今の自分の原点を思い出させてくれる私にとっては最高に貴重な映画です。

作品の詳細

作品名:スパニッシュ・アパートメント
原作名:L’auberge Espagnole
監督:セドリック・クラピッシュ
脚本:セドリック・クラピッシュ
公開:フランス 2002年6月19日、日本 2004年4月3日
上映時間:122分
制作国:フランス、スペイン
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