2万7000時間後、人類は細胞さえも残らない
それは、細胞の一つ一つが単独で生きている、それは、生物に同化して擬態する、それは、すでに我々の中にいる・・・
ストーリー:こまでも雪と氷が広がる南極大陸。考古生物学者ケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、氷の中で発見された、太古の昔に死んだと思われる生命体の調査のため、ノルウェー観測隊の基地へと降り立った。しかし、“それ”は、まだ生きていた。調査の中、ケイトたちが解き放った物体は、狙いをつけた生物の体内に侵入、細胞を同化して、その生物になりすまし、自らの生存のため人間同士を争わせようとする宇宙からの生命体だったのだ。そしてケイトと12人の観測隊員たちは、氷に閉じ込められた南極基地の中で、突如人間から変形して襲いかかる“それ”の恐怖と、誰が“それ”に乗っ取られているのかすら分からない疑心悪鬼に巻き込まれていく・・・。
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョエル・エドガートン、ウルリク・トムセン、アドウェール・アキノエ=アグバエ、エリック・クリスチャン・オルセン、トロンド・エスペン・サイム、クリストファー・ヒヴュ、スティグ・ヘンリック・ホフ
★★★★★ 伝説的な作品の系譜を作るのは本当にハードルが高い
昨今、並の人間が作ると大抵残念なCGまみれのクソ映画になってしまいがちですが・・・。これは誰が見ても前作の血が通ったモノになっていますよね。才能と愛がある人に作られて本当によかったです。
★★★★★ 旧作品を観てる人は観るべきです
1982年作の『遊星からの物体X』の前の話ですね 例え血の一滴でも生きて人に感染する 子供の頃観た時のショックは忘れられないです この作品を観た後に旧作品を観るのをお勧めします今みたいにCGとか無い時代の作品ですが見応えはあります。
★★★★★ ラストは絶品!前作に負けず劣らずの出来栄え!
『前章』という設定の作品なので、観る前は、50/50な気持ちでしたが・・・前作に負けず劣らずの出来栄えで、前作に繋げるために無理のある辻褄合わせ等は感じず、最後まで一気に楽しめました。閉ざされた南極基地内という息苦しいまでの閉塞感の描写も素晴らしく、誰が人間で誰がエイリアンなのか?で、お互いが不安と混乱に陥り、疑心暗鬼になっていく人間関係や、前作では血液がエイリアンの判別に使われていましたが、本作品での新たなアイデアも良かったです。また、エイリアンもグロさ満点で、気味悪さは前作に負けず劣らずの出来栄えです。特に襲った人間の顔と同化したヌルヌルしたヌメリ感のある形態等は、ヒジョーに不気味で、気持ち悪さはサイコー!です。ドルビーTrue HD/5.1chサラウンドの音声もクリアな音質で、銃声や爆発音等の派手な音は勿論のこと、エイリアンの奇声や雄叫びの音は前後左右に反響し、また、エイリアンが襲いかかってくる時の、前方から迫ってくるような臨場感溢れるサラウンド感は強烈な迫力があります。そして何と言っても、ラストの終わり方は絶品!無理なくスムーズに前作のオープニングに繋がるエンディングは『お見事!』の一言に尽き、観終わった後は、続けて前作を観たくなるほどの余韻に浸れた作品でした。
★★★★☆ チャレンジ精神に乾杯だ!
ホラー映画史上に残る名作と言われた前作。いろいろケチをつけようと思えば、つけられるけれども、その前作の世界観に迫ろうとした、そのチャレンジ精神は率直に評価したい。多分誰がやっても前作と比べられてけなされるであろう状況に、あえて挑んだ、その勇気に4つ星をあげたい。
★★★★☆ エイリアンと同種のSFホラー
『エイリアン』と同種のSFホラー。極限状況!疑心暗鬼!だれも信用できない!エイリアンの体の一部が人間の顔になっていて、そのせいか余計に怖い、グロい。この2011年作の方が1982年作より先に製作されたんじゃないかと思うほど何から何まで辻褄があってうまくつながるようにできている。ヘリで犬を追うラストシーンがそのまま1982年作につながっている時間を忘れて見入ってしまった。面白い!
★★★☆☆ 期待してたのですが…
昔に観た『遊星より物体X』が面白かったのでこちらも観てみたく購入しました。うーん微妙かな?やはり昔の作品には及ばず残念。
★★★☆☆ 破綻も無いが自由も無い。
あの『遊星からの物体X』の前日談を描いた映画で評判も良いので楽しみにしていたのですが・・・当然かもしれないけど「物体X」の衝撃には遠く及ばない感じでした。前日談として破綻もなく手堅く纏まっている映画だと思います。でも前日談と言う事に囚われ過ぎて自由な発想が失われているような感じを受けました。クリーチャーのデザインも大人しく面白みが無く、ストーリーも結局「物体X」をそのままなぞっているだけ・・・。登場人物の名前も憶える間も無く惨劇が始まるオリジナルの欠点もトレースしてしまっているのも駄目だと思いました。ただ逆に、この雁字搦めになった状態だからこそオリジナルへのリスペクトを感じられたのも事実です。映像特典のメイキングを見ると全部CGに見えたクリーチャーもちゃんと可動式の造形物があって少し感動しました。最終的にCGで調整すると途端に味気無くなってしまうのが勿体無いです。不思議なんですが作り物感が少し残っている方が何故か観ていて心地よい気がするのです。
作品の詳細
作品名:遊星からの物体X ファーストコンタクト |
原作名:The Thing |
監督:マティス・バン・ヘイニンゲン・Jr. |
脚本:エリック・ハイセラー |
公開:アメリカ 2011年10月14日、日本 2012年8月4日 |
上映時間:104分 |
制作国:アメリカ、カナダ |
製作費:3800万ドル |
興行収入:2700万ドル |
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