“呪いのビデオテープ”の恐怖を描いた鈴木光司原作のホラー『リング』を、ナオミ・ワッツ主演で完全リメイク
ストーリー:雨が降り続くアメリカ、シアトル。一本のビデオテープを見た少年少女が同日同時刻に死亡した。その不可解な死の謎を追うジャーナリスト、レイチェル(ナオミ・ワッツ)は、”不吉な噂”が広がりつつあるのを耳にする。「そのビデオを見たものは必ず7日後に死ぬ」。そのビデオには、どんな映像とメッセージが隠されているのか。調査を始めたレイチェルは”サマラ”という謎の存在にたどり着く。しかし、ビデオを見てしまったレイチェル自信と息子にも死の恐怖が迫っていた。残された時間はあと7日・・・。
出演:ナオミ・ワッツ、マーティン・ヘンダーソン、デヴィッド・ドーフマン、ブライアン・コックス、ダヴェイ・チェイス、リンゼイ・フロスト、ジェーン・アレクサンダー、アンバー・タンブリン、レイチェル・ベラ、アラン・ブルーメンフェルド、ポーリー・ペレット、アダム・ブロディ
★★★★★ 洗練されたリメイク
邦画『リング』のハリウッドリメイクとして大変話題になりましたが、リメイクなのにこちらの方が洗練されているのが驚きです。やはり国の風土が物をいったということでしょう。立ち並ぶビル群、うってかわった美しい田舎風景、ブルーやグリーンをメインにした抑えた映像が素晴らしいです。都市伝説的。ただ、やっぱりあまり怖くないです。不気味さでは圧倒的にオリジナルが上ですが、美しいリメイク版に肩入れしちゃうのは仕方ないでしょ。俳優もリメイク版のほうが断然いいし。
★★★★★ じわじわ怖い
オリジナルを踏襲しつつも、新しい表現も工夫されていて、これはこれとして充分怖い作品になっている。「アメリカの一部の地域の、一部の映画館だけでは受けた」だけでは興収1億ドル突破はありえないだろう。アメリカの一般のレビューでも高い評価を受けていることからもハリウッドのホラーとは質のちがう怖さがあちらの人にも伝わったことがわかる。私としては「馬」を使ったところがかなり怖かった。特にあの目が…日本のホラーがどのようにリメイクされたかをみてみるためだけでも1度観てみる価値のある映画だと思う。
★★★★☆ よくぞやった中田監督
米国版リメイクだが、話を分かり易くしてるし、丁寧で映像が日本版に比べて大変美しい。ちょっとオリジナルにないスパイス的エピソードも入れ大変素晴らしい映画に仕上がっている。確かに日本版のような湿った陰湿な恐怖は無いが、これはこれで良く出来た映画だ。私個人は、丁寧な作りのこのリメイク版の方が好みである。主演のナオミ・ワッツの演技の上手さも光ってる。
★★★☆☆ オーソドックスなホラー
呪いの謎を解明していく物語。観客に謎解きをさせるのではなく、主人公と一緒に一つ一つ事実を確認していくような演出が成されている。彼女の息子の存在が、ラストの行動に説得力を持たせる要因になっていて実に綺麗に仕上げたホラーという印象。
作品の詳細
作品名:ザ・リング |
原作名:The Ring |
監督:ゴア・ヴァービンスキー |
脚本:スコット・フランク |
公開:アメリカ 2002年10月18日、日本 2002年11月2日 |
上映時間:116分 |
制作国:アメリカ |
製作費:4800万ドル |
興行収入:2億4900万ドル |
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