コメディー

赤ちゃん泥棒

子宝に恵まれない夫婦が、5つ子の1人をもらっちゃおうと誘拐した事から始まる大騒動を描いたアクション・コメディ!

ストーリー:コンビニ専門の泥棒常習犯と元婦人警官の夫婦。赤ちゃんが欲しい! でも授からない・・・「ならば多すぎる家からもらっちゃおう」と5つ子が生まれた大富豪からの“赤ちゃん泥棒大作戦”を思いついた2人。昔の泥棒仲間や賞金稼ぎなど、周囲を巻き込んでの壮絶な赤ちゃん争奪戦がはじまった!

出演:ニコラス・ケイジ、ホリー・ハンター、トレイ・ウィルソン、ジョン・グッドマン、ウィリアム・フォーサイス、サム・マクマレイ、フランシス・マクドーマンド、ランドール・“テックス”・コッブ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ダメ男を演じたら世界一☆

ハリウッド大作の微妙なニコラスよりこの赤ちゃん泥棒のダメすぎて可愛らしいニコラスが断然オススメ!コーエン兄弟の作品の中でも上位にランクイン!

★★★★★ アリゾナの夕日が美しい

天才コーエン兄弟の最高傑作である。物語はコンビニ専門のチンケな強盗が刑務所で知り合った婦人警官と結婚し、子供ができなくて落ち込んでいると、地元の大金持ちに5ツ子が生まれたので、一人くらいいいだろうとさらってきたら、その子にすごい賞金がかけられて、賞金稼ぎがやってくるは、刑務所でできた友達が脱獄して銀行強盗のさそいにくるはムッチャクチャな展開の中で、ラストの一瞬までこの物語の中にひたっていたいって感じなんだよね。それは、登場人物も全てはまり役、話のテンポもいいし、ギャグもすごくきまってるし、舞台のアリゾナがこれぞアメリカって感じですごく絵になってるってのもあるけど、物語全般が愛ですごく満たされてるからなんだよね。夫婦の愛、子供への愛、さらには人類全てへの愛とつながってる。最後に全てが終わりとなる夜、主演のニコラスケイジの見る夢に現れる理想の家族、それは我々全てが根底のどこかで見ているシンプルな営みなんだよね。泣きたいとき、怒りたいとき、うれしいとき、人生のどこかで一度は見て欲しい映画である。

★★★★☆ 自分の家族がほしくなるハートフルコメディ

個性の強いキャラクターが勢ぞろいした、おかしくもホロリとさせられる作品。特に、マンガのシーンに出てくるようなコミカルな描写が、実写でビジュアル化されていて、演出のうまさが傑出してます。みんな多かれ少なかれ愛に飢えていて、愛に満ちた理想の家族を作りたいと夢見ているのに、なぜかそううまくいかないのが現実。それを乗り越えるには何が必要か、いろいろと考えさせられた映画でした。ちょっと情けないけど優しい旦那、ニコラス・ケイジはハマリ役。奥さん役のホリー・ハンターも可愛いです。

作品の詳細

作品名:赤ちゃん泥棒
原作名:Raising Arizona
監督:ジョエル・コーエン
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
公開:アメリカ 1987年3月13日、日本 1988年3月26日
上映時間:94分
制作国:アメリカ
製作費:200万ドル
興行収入:2900万ドル
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