古き良きアメリカを描いた、名匠ジョン・フォード監督の第1回カラー大作
ストーリー:独立戦争がはじまった1770年。アメリカ東部のモホーク渓谷に新居を構えた開拓民夫婦、ギルバート(ヘンリー・フォンダ)とラナ(クローデット・コルベール)。インディアンの襲撃、家の焼失、子供の流産……直面する幾多の苦難を、結婚したばかりの夫婦は互いを励ましあい、強い絆で乗り越えてゆく・・・。
出演:クローデット・コルベール、ヘンリー・フォンダ、エドナ・メイ・オリヴァー、ジョン・キャラダイン、ジェシー・ラルフ、アーサー・シールズ、ロバート・ロウリー、ウォード・ボンド、フランシス・フォード
★★★★☆ 単なる時代劇ではない。
一応主役は、ヘンリーフォンダということになってはいるがこの時代劇に相応しい真の主役はH・フォンダ夫妻に粗末ながらも家を提供する老婆(エドナ・メイ・オリヴァー)だと思う。この、軍隊口調をはじめとする鉄火肌ぶりには良質のコメディが見える。何しろ、インディアンが攻め込んできた時、自ら寝ているベッドごと彼らに『運ばせる』荒唐振りは唖然とする!更に、フォード一家のワードボンドが彼女にキスしてしまうのは倒錯的だ!他には、ひたすら走りまくるHフォンダ、戦地に赴く夫を見送り失神してしまうCクロベール、流れゆく雲、ロウソクの光を捉える見事なキャメラ(名手・バーとグレノン)も印象的。
作品の詳細
作品名:モホークの太鼓 |
原作名:Drums Along the Mohawk |
監督:ジョン・フォード |
脚本:ラマー・トロッティ、ソニア・レヴィン |
公開:アメリカ 1939年11月3日、日本 1949年9月20日 |
上映時間:104分 |
制作国:アメリカ |
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