理想に燃えカリフォルニア州の上院議員に立候補した若き弁護士が、選挙運動の裏側を知り翻弄されていく姿を描いた社会派ドラマ
ストーリー:若く有能な弁護士ビル・マッケイ(ロバート・レッドフォード)。情熱と誠意をモットーに、彼は上院議員選に立候補した。現職で対立候補のジャーモンに圧倒されていたビルだったが、テレビ討論で巻き返し、優位に立つ。やがて選挙選が進むにつれ、変化していくビル。それはまるで選挙のメカニズムに踊らされる操り人形のように・・・。
出演:ロバート・レッドフォード、ピーター・ボイル、メルヴィン・ダグラス、ドン・ポーター、アレン・ガーフィールド、カレン・カールソン、モーガン・アップトン、クイーン・レデカー、マイケル・ラーナー
★★★★★ 男前
レッドフォードのイケメンぶりに惚れ惚れします。面白くてこわいアメリカの選挙戦のお話です。視線の使い方をも教授するその徹底ぶりが 面白いです。アメリカではこのような選挙の プロたちが暗躍しているのでしょうね。現在の日本もそうだと思いますよ。 あの方の周囲にも、このようなプロたちが いっぱいいるのでしょうね。
★★★★★ ”選挙”という魔物をリアルに描いた問題作!
議員になるなんて!と最初は全く立候補する気持ちを抱いていなかった弁護士にアプローチを始め、やる気を起こさせ、選挙に当選させる、選挙チームの役割をリアルに描いた物語である。アメリカの選挙制度の仕組みなど知りたい人には大いに参考になるのではないか。日本でも共通している部分は多々あると思う。立候補する議員をロバート・レッドフォードが演じている。本物に見えるほどピッタリのはまり役。政治家は洋の東西を問わず、選挙を通過する。これは、議員にとっての最も難関で、この選挙に勝つために不正が行われたりする。立候補したら最後、勝つまで闘う他無い。かといって勝つ方法など立候補者自身が身につけているわけではない。いつしか高い志を持って立候補した人物は選挙に勝つことだけが目的となり、自分が何を志していたのかさえ見失ってゆく。今日の政治の荒廃を鋭く突いた問題作。必見です。
作品の詳細
作品名:候補者ビル・マッケイ |
原作名:The Candidate |
監督:マイケル・リッチー |
脚本:ジェレミー・ラーナー |
公開:アメリカ 1972年6月29日、日本 1976年11月20日 |
上映時間:109分 |
制作国:アメリカ |
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