コメディー

もしも昨日が選べたら

家族の愛に涙する感動のハートフル・ストーリー!

ストーリー:愛する妻と2人の子供を持つマイケル(アダム・サンドラー)。彼は出世こそが家族の幸せと考え、家族と過ごす時間よりも仕事を優先させてきた。そんなある日のこと。彼は人生さえも自在に操れてしまう万能リモコンを手に入れる。そしてそのリモコンを使い、家族との面倒な時間や出世までの道のりを早送りしてしまうマイケルだったが、失われた時間の代償は大きかった。果たしてマイケルは、本当の幸せをつかむことが出来るのか! ?

出演:アダム・サンドラー、ケイト・ベッキンセイル、クリストファー・ウォーケン、デイヴィッド・ハッセルホフ、ヘンリー・ウィンクラー、ジュリー・カヴナー、ショーン・アスティン、ジェニファー・クーリッジ、ソフィー・モンク、ケイティ・キャシディ、レイチェル・ドラッチ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 最高

ばかばかしい下ネタと、主人公のハイテンションで引っ張りつつ後半では人生を考える流れ。ストーリーはありきたりですが、そのまま直球で心にズドンと直撃します。祖父との別れのシーンで号泣してしまいました。

★★★★★ 本当の幸せとは

日本で言えば、世にも奇妙な物語で放送されるようなお話です。ひょんなことから手に入れた人生早送りリモコン。それを使って、自分が面倒だと思う状況を次々に早送りし、美味しいところだけを味わおうという主人公。しかしそれは美味しいどころか、後悔の人生だったと気付くことになる。人間は面白いもので、忙しいことが幸せだと思っている節がある。忙しい毎日に充実感を感じる、それはそれで正しいことでもあるが、忙しさにかまけるという言葉があるように、忙しさを言い訳にして、身近な心の触れ合いさえも面倒に感じることがある。この映画の主人公は正にそのような心持ちだった。類は友を呼ぶではないけれど、そのような人間だったから、人生早送りリモコンなるものを自分で呼び寄せてしまったのだろう。やっぱり何でも度を越せば歪みが生じる。時間も心も、ゆとりとバランスがとても大事なんだなぁと、この映画を観て感じました。後悔先に立たずまで追い込まれた主人公、それでも最後、笑顔で終われて本当によかったよかった。

★★★★☆ 切ない映画ですが最後はホッします

前半笑えて最後は泣かせる、というアメリカのコメディ映画の王道パターンです。脚本や舞台セット、特殊メイクなどよく出来ているし、製作費もかかっていそうです。主演のサンドラーが下ネタを連発するので、子供向けというよりは大人向けのおとぎ話映画なのでしょうが、まあ20代の若者向けでしょうか。こんな風な人生を選ぶなよ、という教訓が入っています。この映画の中心的なメッセージは「家族の大切さ」と「時間の有限さ」です。お金は工夫して増やすことができるけど、人生の時間はどんどん残り少なくなっていくばかり。ましてや、20代~40代という最も活発で人生の変化の大きい期間は、だれでも同じ時間しか与えられていない。この映画の主人公マイケルは、出世という「実りの時間」に早く到達するために、家族サービスする時間や渋滞にはまる「ムダな時間」をどんどん早送りしていく。結果として、人生を体感する時間がすごく少なくなってしまう。映画の中の「万能リモコン」を使わずとも、中年過ぎると、若い頃はあっという間に過ぎてしまったという気持ちになるものなので、その意味でマイケルの喪失感は理解できる。そしてマイケルみたいに、「実はすべて夢でした」となって若い自分に戻れたら…なんて思ったりする。そう考えると、けっこう切ない映画でもある。バカバカしさの中にほろ苦さがあるのが、この映画の良いところです。ところでこの映画は2006年製ですが、まだこの時点では日本企業がビジネスの勝者みたいな扱いです。日本人ビジネスマンたちが、商談も早々に切り上げて、アメリカのムーランルージュみたいなところに繰り出そうと気もそぞろになってるなんて描写は、バブル真っ只中の時代?の日本人ビジネスマンのカリカチュアでしょうか?

作品の詳細

作品名:もしも昨日が選べたら
原作名:Click
監督:フランク・コラチ
脚本:マーク・オキーフ、ニール・H・モリッツ
公開:アメリカ 2006年6月23日、日本 2006年9月23日
上映時間:107分
制作国:アメリカ
製作費:8200万ドル
興行収入:2億3700万ドル
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