ドラマ

ストーリーテリング

『ウェルカム・ドールハウス』などで知られる毒舌家トッド・ソロンズが監督を務めたシニカル・コメディ

小説家志望の女子大生、その脳性小児マヒの彼氏、ドキュメンタリー映画監督志望の靴屋の店員、その被写体になるおちこぼれ高校生、その弟の小学5年の優等生などなどが入り乱れ、浮き上がっては見失われる、フィクションとノンフィクションの境界線。

出演:セルマ・ブレア、レオ・フィッツパトリック、ロバート・ウィズダム、マリア・セイヤー、アンジェラ・ゴーサルス、ポール・ジアマッティ、フランカ・ポテンテ、ジョン・グッドマン、ザンダー・バークレー、マーク・ウェバー、ジュリー・ハガティ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ どんな映画とも違う。観る勇気がある方に。

2部構成。障害者の彼と付き合う女子大生が黒人教師の文学クラスに彼と一緒に出席、というのが第一部「Fiction」。まずここで度肝を抜かれます。お次はぐうたらハイスクールボーイが主人公の「Nonfiction」。大学入学適性試験を受けろ受けないの押し問答とヒスパニック系家政婦。全体を通し、同性愛や人種・生活階層などありとあらゆる差別ネタのオンパレードでただただ口をあんぐりの驚愕映画です。ひょんなことで米アマゾンのレビューを見て野次馬的好奇心から購入しましたが、正直こんな映画観たことない。月並みですが観ないとわからない。もちろん気が弱い方・潔癖・正義感が強すぎる方は手を出してはいけません。心に巣ぐう暗部の活写。

★★★★☆ 観ていてツラくなってくる

前半の「Fiction」くらいまでは付いていけたけど、さすがに段々観ていてツラくなってきました。監督の今までの作品もかなりキツかったとはいえ、まだ「いるかも、こんな人!」と思いながら笑える部分が多く、その目の付け所のセンスも良かった。今回の作品では、監督は観客を楽しませることよりも、人種差別などのシリアスな問題提起に主眼を置いたのかと思います。過剰でショッキングな事件を描いて無理に観客の目を惹こうとしたりせずに、もっとセリフ等でじわじわと伝えてほしかったし、また本来ならばそれができる力がある監督だと思う。この映画のショッキング路線をそのまま突き進むとしても、ここまでいったらもう後が続かなさそうだし。

作品の詳細

作品名:ストーリーテリング
原作名:Storytelling
監督:トッド・ソロンズ
脚本:トッド・ソロンズ
公開:アメリカ 2002年1月25日
上映時間:87分
制作国:アメリカ
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