ドラマ

シービスケット

この奇跡の物語に、涙しないものはいない

1930年代、大恐慌時代のアメリカを舞台にしたサラブレッドと騎手の栄光と挫折の物語

ストーリー:1930年代、大恐慌時代のアメリカ。不幸な少年時代を過ごした旗手レッド(トビー・マグワイア)、故郷を追われた孤独な調教師スミス(クリス・クーパー)、最愛の息子を亡くし、失意の底にあった馬主ハワード(ジェフ・ブリッジス)。そして、見捨てられていた競走馬シービスケット。心に深い傷を負った3人の男達とシービスケットの出会いは、やがて奇跡の物語を生み出すことになる。小柄なシービスケットの快進撃に全米が熱狂、子供や女性までもが競馬場に駆けつけ、ラジオの中継に釘付けになった。そんな矢先、シービスケットは大事なレースでまさかの逆転負けを喫してしまう。「なぜ後から来る馬に気づかなかった」と激怒するスミスに、レッドは衝撃的な告白をする。生活費を稼ぐためのストリート・ファイトが原因で、レッドは右目の視力を失っていたのだ。いつしか家族以上に強い絆で結ばれた彼らにさらなる厳しい試練の時が訪れる・・・。

出演:トビー・マグワイア、ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー、エリザベス・バンクス、ゲイリー・スティーヴンス、ウィリアム・H・メイシー、カール・M・クレイグ、ヴァレリー・マハフェイ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 中くらいでシナリオ終わりかと。

思っていたら。足を骨折した二人が。再度大きなレースを最後勝つんですね。一人は優れた騎手も。最後まで騎手どうし。最後のレースで。合わせ馬してくれて。皆さんと違った場面が感動的でした。最近競馬の優れた映画が無いので。是非ともハリウッドで。実話の感動的な競馬の映画作って欲しい。

★★★★★ 馬の美しさ

恐らく、競馬に関係ある、日本映画だと、はずれの馬券が風に舞う、そんな場面があるのでしょうけど、この映画では、馬券なんてのは出てきません。あくまでも、馬と人と人と人との愛にあふれたつながりが克明に描かれており、感動し、涙を禁じえません。馬はほんとに美しい動物だと思いました。酷使されるだけの思い出しかなかったので、愛にあふれた話に、何か思いがけないものを教えられたような気がしています。

★★★★★ 力強いメッセージ。

この映画の登場人物はみんな「挫折と失敗」を味わっています。でも人生は「やりなおせる」。調教師のスミスが、射殺寸前の馬を救って言います。「命あるものをちょっとやそっとの怪我で殺すことはない」。この映画は単なるサクセスストーリーではなく、再生の物語です。誰にも弱点があります。それをいかに克服するか、いかに諦めないか。この映画からは力強いメッセージが伝わってきます。良作です。一つ残念なのは、映画中では華やかな騎手ウルフが、実際は糖尿病を患っていたことが触れられなかったこと。彼もまた弱点を隠して、人生と戦っていた人間です。だからこそポラードと固い友情を結んでいたのでしょう。アメリカでは本作のDVD販売が好調だそうですが、ぜひ手元に置きたい作品です。

★★★★☆ じんわり

派手なアクションはありませんでしたが、人間と馬との交流に感動を覚えました。見終わった後は、本当にジーンとしました。もし、心が疲れてる人がいたら是非、この映画をお勧めします。私も癒されました。

★★★★☆ 自動車が台頭してきた時代、馬が競馬として生き残って行く実話

自動車が台頭してきた時代、それまで主流だった馬が追いやられ競馬として生き残って行きます。シービスケットと馬主、調教師、騎手、皆どこかに傷を抱えて生きています。ですが、この1頭と三人が力を合わせる事で次第に道が開いて行きます。当て馬にされたシービスケットが、本来の馬の野生を取りもどす為、どこまでも走る姿が美しいです。

★★★☆☆ まあ普通

文脈を省きすぎで、わかりにくいところが多い。名作にしようとして失敗した感じあり。ストーリーは上げて下げてまた上げるというパターン。

★★★☆☆ 脱落者たち

気性が荒く競走馬として見捨てられた馬、単に馬が好きだったが食べてゆくために騎手になった若者、大成功した事業が元で家族を失った男などなど、それぞれに「傷」を持った馬・人たちが力を合わせて復活してゆくストーリー。いわゆる、ハリウッド映画で多々あるアメリカン・サクセス・ストーリーですね。アメリカ人はつくづく、こういう話が好きなんだなぁと思いつつも、観ながら涙している私がおりました。どんな創作よりも、やはり実話が一番ドラマティカルだということでしょうか。人が辛い目にあっても、そこから這い上がってゆく姿はいつの時代でも勇気づけられ、感動を与えられることなんだと思いました。また、努力していればいつか回りに支えてくれる人、一緒に頑張ってくれる人が現れるもんなんかなーと、温かい人間関係に対する希望を持たされたような気がします。自分を勇気づけたい時、思い切り泣きたい時、オススメです。

作品の詳細

作品名:シービスケット
原作名:Seabiscuit
監督:ゲイリー・ロス
脚本:ゲイリー・ロス
公開:アメリカ 2003年7月25日、日本 2004年1月24日
上映時間:141分
制作国:アメリカ
製作費:8700万ドル
興行収入:1億4800万ドル
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