たった一件の民事事件が、金のために動く弁護士を正義のための戦いへと駆り立てた・・・
ストーリー:あくまでもビジネス優先で仕事を行う敏腕弁護士のジャン(ジョン・トラボルタ)は、息子の死が環境汚染によるものだと訴える母親の懇願にやむなく耳を傾ける羽目になり、調査を開始。やがて彼はおぞましき事件のいきさつや、被害者家族の苦しみなどを目の当たりにしていくうちに、いつしか事件に没入していく・・・。
出演:ジョン・トラボルタ、ロバート・デュヴァル、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ダン・ヘダヤ、ジョン・リスゴー、ウィリアム・H・メイシー、キャスリーン・クインラン、トニー・シャルーブ、ジェリコ・イヴァネク、シドニー・ポラック
★★★★★ 人権派弁護を知る作品
最近、法廷ものにはまっている。ここのところ見る映画はほとんど法廷ドラマ(映画)ばかりだ。そのなかでも正統派(人権派)「弁護士の仕事」を追ったドキュメンタリ―の映画化がこの作品。犯罪は法廷でいつかは解決がつくが、心の癒しという問題はいつまでも残る。そのあたりの映像化というのはさすがに難しい・・・そこを敢えて挑戦したトラボルタに拍手!である。
★★★★☆ 良作
なかなかの良作です。トラボルタだと本当にいい人なのかな?と思いながら観ていましたが実在の人物の話のようで、最後までまっとうな良いお話になっています。私は好きな作品です。
★★★☆☆ 金が全て?
間違いなく勝てる訴訟は受けるが勝てそうにない訴訟は受けない。なぜなら裁判に勝って大金が入るのが目的だから。そんな弁護士のもとへ環境破壊により、癌患者が増加したと訴える住民たちがいた。だが、相手は大企業だし住民たちは貧乏な人たちなので訴訟費用も捻出できそうにない。けんもほろろに断って帰路につくが、途中で住民が訴えていた企業の工場を見かけ、現場の状況を見た弁護士は「これは金になる」と訴訟を受ける。そこから始まる小さな弁護士事務所と大企業の裁判。しかも金儲けが目的の弁護士と企業からの詫びと環境を元に戻すことが目的の住民との間にも相違がある。実話がベースのこの裁判の結果は・・・アメリカ映画の裁判物にはほぼはずれがない。この映画を当たりとみるかはずれとみるかは意見が分かれるだろうが、それなりに見ごたえはある。問題は実話だから結果を変えようがないラストをどう思うかが評価の分かれ目だろう。
作品の詳細
作品名:シビル・アクション |
原作名:A Civil Action |
監督:スティーヴン・ザイリアン |
脚本:スティーヴン・ザイリアン |
公開:アメリカ 1998年12月25日、日本 2000年2月5日 |
上映時間:115分 |
制作国:アメリカ |
製作費:7500万ドル |
興行収入:5600万ドル |
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