彼は警告にきた。しかし・・・人類はまだ気づいていない
1951年に製作されたロバート・ワイズ監督のSF映画史に刻まれる金字塔『地球が静止する日』を、『マトリックス』のキアヌ・リーブス主演でリメイクしたSFアクションスペクタクル!
ストーリー:NYのセントラルパークに巨大な球体が出現。降り立った宇宙からの使者クラトゥ(キアヌ・リーブス)が現れた。アメリカ政府は危機対策チームを発足。幼い義理の息子を育てる生物学者ヘレン(ジェニファー・コネリー)も召集されるが、地球静止へのカウントダウンは始まっていた!厳重な警備網をいとも簡単に破って街へ出たクラトゥは、ヘレンとその息子に接触。二人は衝撃の事実を知る。クラトゥは宇宙から人類へ向けられた最終警告だったのだ。クラトゥの目的は地球を救うこと。そのために彼が成し遂げようとしている衝撃の計画とは?
出演:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミス、キャシー・ベイツ、ジョン・ハム、ジョン・クリーズ、カイル・チャンドラー、ロバート・ネッパー、ジェームズ・ホン
★★★★★ 2大俳優
男女二人のヒーローとヒロインが好きな俳優で、エンターテイメントとしても面白かった。
★★★★★ 聖書の終末の背景
この映画を見てわかったことは、聖書に出てくる話が背景にあるということでした。ノアの方舟といわれるあの球体は、ご存じのように聖書の創世記にあるもの。出てくる巨人は、旧約聖書のダニエル書の2章にあるものを思い出させました。ネブカデネザルが見た夢に出てくる巨人です。それは一つの石によって、籾殻のように粉々に砕けて風にに吹き払われてあとかたもなくなったと書かれているものによく似ていま。す。あの粉々になったものは、イナゴのようでしたがイナゴは出エジプト記に出てくるモーセによってエジプトが打たれる箇所にイナゴが用いられています。そして、人類の罪のために滅びが起こる。しかし、そこに一人の人が人類の救済のためにいのちを捨てる。これはキリストを表しています。世の終わりをテーマにしたものは聖書の終末論が土台になっているものが多いです。大変興味深く、見せてもらいました。
★★★★★ 原作と比較して楽しむもよし。最新のSF映画として楽しむもよし。
オリジナル版が傑作だけに、原作に強い思い入れがある人は辛口になってしまうようですね。私もオリジナル版が大好きですが、意外とリメイク版も楽しめました。似て非なる部分はあれど、やはり最新のCGには心をくすぐられます。予告編でお馴染みのスタジアムが砂のように崩れていく様子は圧巻でした。キアヌももともと無機質な感じの俳優なので、宇宙からの使者にはぴったり。劇場てこの映画を見た後、思わず『マトリックス』を借りて帰ってしまいました。キアヌのファン、CG満載のSF映画が好きな人は私同様、満足できると思いますよ。
★★★★☆ 人は窮地に追い込まれるまで変わらない
ヒューマンドラマを上手くSFに仕立てていると思います。宇宙人VS地球人のようにドンパチ戦争ごっこする映画を求めて来た人には向かない。ヒューマンドラマに理解があり、映画を通じて哲学的な要素を考える事ができる人にお勧めしたい。人は危機と遭遇しなければ本当に変わる事はできない。作中、宇宙人が最後に起こした行動は地球人を信じたからこそのモノだと思う。地球とは地球人の惑星ではない。それを改めて認識した。地球人が地球を壊す事が許されているのではなく、それに対する罰のような現象が今のところ起きていないだけ。
★★★☆☆ 普通だった
60年以上前に映画化された作品のリメイク版で今回の作品を簡単に言うと、宇宙の中でも地球って存在は生き物が住むにはとっても貴重でそして大事な星なのに、人間のせいで地球が!で、その地球を守るために宇宙からやってきました。という感じのお話ですが、もうちょっと説明あると良かったかなと。特に仲が良くなったようには見えないヘレンとジェイコブの親子が何故か宇宙人キアヌと一緒に行動。そんなキアヌはどこから来てあの球体はなんなのか謎。昔の映画のストーリーだと宇宙人は一応理由を伝えて説得してたと思うんですがキアヌは・・・特定の人には一応話はしますが肝心な相手(上の人達)には伝わっていません。そしてウィル・スミスの息子のジェイデンがジェイコブとして出ていますがジェイコブという子供がホント可愛くないwあそこまで反抗的な子供にする必要ってあったのかな?結果、面白かったとは言えないけど一応観ることはできました。感動したというのも特にありません。なので普通の★3で。
★★☆☆☆ 物足りなさの残る映画だった
地球へのいろいろな警告があるのは分かるけれど、あそこまでやって最後に説得されちゃうなんて〜。地球外生物は、やはり美しい女性が好きなのかな?あんなことでホロッと心を動かされちゃうのかな?ある親子が「私たちは変わるから」と言ったって、大多数の人間達が何も気づかなければ意味がない。長い間、人間が変わらないから地球に来たのに、すっきりしない宇宙人の決断にモヤモヤしました。キアヌ・リーブスはクールでカッコいいけれど、役柄のせいか、いまひとつ影が薄かったなぁ〜。映像が派手なので、とりあえず見てしまうけれど、物足りなさの残る作品だった。ガッカリ・・ ・。
作品の詳細
作品名:地球が静止する日 |
原作名:The Day the Earth Stood Still |
監督:スコット・デリクソン |
脚本:ライン・ダグラス・ピアソン |
公開:アメリカ 2008年12月12日、日本 2008年12月19日 |
上映時間:106分 |
制作国:アメリカ |
製作費:8000万ドル |
興行収入:2億3300万ドル |
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