ドラマ

マグダラのマリア

娼婦か聖女か・・・

マグダラのマリアの真実の姿とイエス・キリストへの秘めた愛の物語

謎(ベール)に包まれた女性の真実とイエス・キリストへの秘めた愛の物語。十字架にかけられ、死から復活したイエス・キリストを見届けた証人”マグダラのマリア”を主人公にした初めての長編映画。かつてないスケールの映像と共に、誤った理解を打ち破るべく、今まで語られてこなかった”マグダラのマリア”の真実の姿とイエス・キリストへの秘められた愛が本作で明かされる。

ストーリー:イエス・キリストとの出会いから、十字架にかけられ死から復活するまでの歴史を、時代に翻弄されながらも力強く生きた女性”マグダラのマリア”の視点で描いた真実の物語。男性原理に支配された社会で、家族に結婚を強要され、苦しい想いをして生きるマリア。イエス・キリストに出会い、家族から離れ、使徒らと共にイエスに仕え、教えを伝えるため旅をする。死者を蘇らせたイエス・キリストはやがて救世主として民衆から崇められるも・・・。

出演:ルーニー・マーラ、ホアキン・フェニックス、キウェテル・イジョフォー、タハール・ラヒム、チェッキー・カリョ、ドゥニ・メノーシェ、サラ=ソフィー・ブースニーナ、ハダス・ヤロン、アリアーヌ・ラベド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 謎のマリアを活写、星5つ

マグダラのマリアという名前を始めて知った時には普通に「娼婦」として理解していた。その後、いろんな本を読み、映画を見、調べていくうちに、それは後世の賢者が「作り上げた」女性像であることが分かってきた。そんな時に、この映画に出会った。まさに彼女は「使徒」であります。ただ時代がそれを許さなかった(この時代、オンナごときに伝道師たる活動が許されるわけありませんよね)ことと、ペトロとの確執がマグダラのマリア像を歪めてしまった。この映画を見て、やっぱりオンナは強いなと認識せざるを得ないのですが、しかし、これからが問題で、イエスが復活して11人の使徒たちに改めて教えを伝え御昇天されるまでに、あの卑怯者たちが最強の伝道師に生まれ変わっていくのであります。男たちが凄く強くなっていく。マグダラのマリアもペトロたちと行く道は違っても「使徒」の役割を果たすと明言します。ペトロもそれを理解する(決して受け入れはしませんが)。見終わって、長年の疑問がずいぶん解消された。イエス役の俳優も、アメリカの商業映画で良く見るイケメンではなくて、普通のおっさん。いいですねー。映画だから100パーセント信じるという訳にはいかないとおもいながらも、かなり納得。

★★★★★ マグダラのマリアが好きな人には最高の映画かも

とても美しいストーリーだと思います。敬虔なクリスチャンには信じ難い内容だろうし、受け入れ難い内容だろうし。実際主役がマリア様とあってイエス様が情けなくも観えました(笑)イエス様が言葉少なくこれでは誤解生んで当然だと思うし何故キリスト教がこんなに沢山分かれたのか最後のマリア様の言葉で腑に落ちました。私は最後のマリア様の言葉は本当にイエス様が聖書で言いたかったことなのではないかと思いましたし、それこそが今この時代にも必要なことなのだろうと思いました。

★★★★☆ フェミニズム

クリスチャンである自分にとっては興味深い内容だった。これまでのキリスト教会の伝統を、ある意味で覆す聖書解釈。根底にあるのはフェミニズム神学。イエスの弟子の描き方も面白い。評価できる。でも、「聖書の福音書の内容を知っている」ことが前提で描かれた物語なので、聖書を知らない人には「だから何?」という感想になっちゃうかも。

★★★★☆ マリアの人間像

マグダラのマリアがメインであるためか、キリストが弱弱しく感じられます。キリストをこのような形で、補佐していた可能性もあるなと思いました。ただ、キリスト教を全く知らない人は、ストーリーの説明がないため、意味がわからないと思います。聖書に忠実な映画などもあるので、そちらで概略を学んでから、見るべき映画ですね。

作品の詳細

作品名:マグダラのマリア
原作名:Mary Magdalene
監督:ガース・デイヴィス
脚本:ヘレン・エドマンソン
公開:イギリス 2018年3月16日
上映時間:120分
制作国:イギリス、アメリカ
興行収入:1100万ドル
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