豪華スタッフ、キャストによる新感覚超常現象スリラー!!
ストーリー:ドクター・セス・エンバー(アーロン・エッカート)は、悪霊に憑依された人間の潜在意識に入り込み除霊を行う有能なエクソシスト。しかし、過去に妻と息子を悪霊“マギー”によって殺され、自身も車椅子生活を送るようになったことから、今は復讐のみを目的に生きている。バチカンの手に負えずエンバーの元にやってきた11歳の少年キャメロンに取り憑いているのは、エンバーが追い続ける悪霊“マギー”だった。潜在意識の中では健康体で最強のエクソシストとなるエンバーは、マギーとの戦いに挑んでいく。果たしてエンバーは、マギーを倒し、キャメロンを母親のもとへ無事に返すことができるのか・・・。
出演:アーロン・エッカート、カリス・ファン・ハウテン、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ダヴィード・マズーズ、キーア・オドネル、エミリー・ジャクソン、マット・ネイブル
★★★★★ なかなかですよ。
エクソシスト物は、すでにやりつくされている感がありますが、この作品は、新しい切り口を見せてくれました。役者たちも子供からオッサンまで、みんな頑張ってますね。いいですよ。安易にCGなどは使わずにお金をかけずともスリラー作品が完成することも示してくれています。
★★★★★ 金を払っても見たい映画
「随分とかっこいいエクソシスト(悪魔祓い師)だな~、」「あれっ、どっかで見たぞ?」と思ったら、『世界侵略・ロサンゼルス決戦』で宇宙人と対決したヒーローでした。そんな彼ですが今回は悪魔と対決していました。『エクソシスト』と言えば1973年の米映画ウィリアム・フリードキンのものが代表的ですが、その後もエクソシスト映画はどれも似たり寄ったりの路線を歩んで来たようです。ところがこのドクター・エクソシストはこれまでの聖水や十字架に代わり、最新のコンピューター技術(IT)を駆使して悪魔祓いを行います。 ここが目の付け所ですね、この監督さんの。内容ですが後半までは予想もつきませんが、スリラー映画を年中見ているような人には終盤は「やっぱり」路線と感じる事でしょう。 それでもそこまでの話の持って行きようが実に巧妙です。吹替版と字幕版がamazonで用意されていますが、アーロン・エッカートの演技を楽しむのであれば是非字幕版をご覧いただきたいと思います。
★★★★★ 憑依の核心に迫るか⁉
タイトルの『Incarnate』は人間の姿をした….これは魂、精霊、神、悪魔、とにかく化身ということで、我々一般人も化身だと言えると思います。意識の問題です。ただ頭の考え方だと言う意識ではありません。この映画のドクターは自分はエクソシストではないといいます。人の脳とシンクロして夢の中から寄生した意識体を退散させることができる能力を持つ。このアングルが斬新でもあり核心をつく内容だと思います。もともと聖書読んだりお経あげたりしても除霊できません。悪霊に対抗できるのはパワーを持つものだけです。それを化身といいます。既成の儀式、作法で形作られた宗教から離れてエクソシストみたいな映画が見られて凄く良かったです。死よりも残酷な運命がある…. いや~参りました。その通りですね。
★★★★☆ 悪くない。面白い。でも突っ込みどころも多い。
何か色々と「惜しいなー」と思わせる映画だった。現代感覚の新しいエクソシストという評され方が多いけど、映画の中で主人公が述べているように悪魔払いなんかしない。悪魔によって夢の世界に囚われている人を単に連れ戻しに行くだけだ。人の夢の中に入り込んで、というところがとても斬新だが、悪魔に何も対抗するわけじゃなくて逃げているだけだもの、そりゃあの結末になるわな。そもそも特定の悪魔がなぜ彼に目を付けたかが分からないし、所々で脚本がイマイチおおざっぱな気がして、楽しめたけれどちょっと・・という思いが残る作品だった。
★★★★☆ 心霊映画の佳作
スピーディーで先が読めない展開、緊張感あふれるサイコミステリーの雰囲気漂う作品です。憑依された人間の意識に入り込む設定が今一つ分かり難かったですが、楽しんで観ることができました。一般的には、聖書、聖水、十字架などの力を武器に闘うようですが、あくまでも憑依された本人の霊魂に入り込み、本人の力で悪霊から離れさせるという困難な方法を採っているようです。面白かったのは、悪霊からの脱出を図るための窓から飛び出すときは、あくまでも本人の意志で飛び出させているのが興味深かったです。強烈な悪霊に憑依されたときは、最後は、本人の強い決意がないと悪霊から離れるのは難しいようです。
★★★☆☆ 今までにない変則的な除霊スタイル
悪魔に憑かれた少年をエクソシストが救う……という、いつもの映画です。が、この映画のエクソシストは神父ではなく、他人の意識の中に入れる特殊能力を持ったおっさんです。このおっさんを、除霊チームのメンバーが心電図や脳波をモニターしつつ医薬品も使ってサポートするという、いつもとは毛色が違うエクソシスト。ここが最大の見所でしょう。他人の意識に直接干渉できるという、ある意味で悪霊と対等の力を持ってるので、退屈になりがちだった除霊シーンも、割と動きのある飽きさせないシーンに仕上がってます。しかしその反面、オカルト的な要素はかなり薄まってしまってますね。被害者の意識の中に入れるので、悪霊とおっさんの話術を駆使しての誘惑合戦みたいな展開も多く、いまいち“エクソシストっぽさ”は感じないかも知れません。でも基本的にやってることはいつもと全く同じです。アプローチが少々変なだけで(笑)ラストシーンも予想通りというか、まあお約束みたいな展開なので、オカルト映画好きも安心。
作品の詳細
作品名:ドクター・エクソシスト |
原作名:Incarnate |
監督:ブラッド・ペイトン |
脚本:ロニー・クリステンセン |
公開:アメリカ 2016年12月2日、日本 2017年11月25日 |
上映時間:86分 |
制作国:アメリカ |
製作費:500万ドル |
興行収入:630万ドル |
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