仕事一筋のキャリア・ウーマンと花屋の配達人の恋模様を描く、ラブロマンス
ストーリー:リサ・ウォーカー(メアリー・スチュアート・マスターソン)は重役に抜擢され、将来を嘱望されるビジネス・ウーマン。仕事中毒なほど仕事熱心な彼女は、しかし心にはいつも孤独な影があった。そんな彼女のもとにただ1人の身内であった男性の訃報が届いた人生最悪の日の朝、オフィスに突然、差出人不明の美しい花束が届いた。気になった彼女がその差出人を捜し出すと、その人物は悲しげな彼女の姿を偶然見かけたという花の配達人の青年。そんな事がきっかけで2人は付き合い始め、リサは次第に彼に魅かれてゆくが・・・。
出演:クリスチャン・スレーター、メアリー・スチュアート・マスターソン、パメラ・セガール、ジョシュ・ブローリン、アリー・ウォーカー、デブラ・モンク、R・M・ハーレイ、ジーナ・トーレス、ブライアン・タランティナ、メアリー・アリス
★★★★★ 現実に起こって欲しい素敵な恋のお話。
花の中で静かに、進行していくラブストーリー。愛に恵まれなかった過去を持つメアリー・スチュアート・マスターソンが窓辺で泣いているところをみて、慰めようと花を贈ってくれる男性。女性なら、誰しも自分にも現実にこんな出来事が起こったならと憧れを持つことでしょう。クリスチャン・スレーターの温かみのある演技が、優しい気持ちにさせてくれる、微妙なニュアンスを持つ素敵な映画です。
★★★★☆ ラストがやや残念な印象
ようやく観たかった本作を観ることができた。メアリー・スチュアート・マスターソンは『恋しくて』以来のファンであるが『恋しくて』から8年後とは思えないほど大人の女性を演じていた。幼くして複雑な環境に育ったリサの幸せになるのが怖いという葛藤が見事に描かれいる。ルイスの家族に会うのが嫌だという表現、子供を持つことなんて出来ないという過去の辛い経験。それを乗り越えてのハッピーエンドになるはずなのだがラストが今ひとつあっさりし過ぎていて
感動的とはならなかった印象である。メアリー・スチュアート・マスターソンが時折見せるはにかんだ笑顔は『恋しくて』や『ワン・モア・タイム』のそれと同じでやはり素敵な女性だと思わせてくれる。
作品の詳細
作品名:マンハッタン花物語 |
原作名:Bed of Roses |
監督:マイケル・ゴールデンバーグ |
脚本:マイケル・ゴールデンバーグ |
公開:アメリカ 1996年1月26日、日本 1996年7月13日 |
上映時間:85分 |
制作国:アメリカ |
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